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第49回社会人野球日本選手権九州地区予選 第一代表決定戦

社会人野球日本選手権九州予選は大分市の別大興産スタジアムで第1代表決定戦が行われた。


今年の九州予選は都市対抗野球に出場したKMCホールディングスと沖縄電力が相次いで敗れ、群雄割拠の代表権争いになっている。
勝ち上がったのはJR九州(北九州市)とHonda熊本(大津町)
試合は初回にいきなりターニングポイントを迎えた。
1回表 JR九州はHonda熊本の先発米倉をとらえ、先頭打者の山脇が2塁打で出塁。1死後、是枝の右越えツーランで打者3人でいきなり2点を先制した。
そこから米倉が立て直すことが出来ず、6連打と畳みかけ、打者10人の猛攻、一挙6点取って主導権を握った。
米倉は1回持たずマウンドを降りて2番手の島袋がスクランブル登板。
その裏Honda熊本も1点を返すが、この6点が最後まで試合を決める形となった。

Honda熊本は3回裏に古寺の内野ゴロ、稲垣の右中間タイムリーで2点、4回裏に中島の内野ゴロで1点返しじりじりと追い上げにかかる。
JR九州も追加点が欲しい場面で5回と7回に併殺打でチャンスをつぶし流れがHonda熊本に傾こうとしたが、
7回裏に高垣のタイムリーで1点返すも、反撃もここまで。

9回にJR九州が山田のタイムリー2塁打でダメを押して8-5
両軍合わせて28安打の乱打戦を制したJR九州が2大会ぶり17回目の本大会出場を第一代表になった。
中野滋樹監督は「都市対抗の代表権が取れなかったHonda熊本さんも気持ちは同じだったと思う。借りはココで返さないといけないと思っていた。3期連続で代表権を逃して本大会に出て当たり前だと思っていたのが何が足りなかいのか8月は必死になって練習した結果だと思う」と話した。

代表権獲得の瞬間
応援団とともに記念撮影

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