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第44回日本ハンドボールリーグ 女子 オムロンvHC名古屋 Game2 試合後コメント

名古屋 新井翔太HC
北國戦では立ち上がりがの悪さが全てだった。
OFでのシュートが決まらずリズムが掴めなかったが、
きょうのオムロン戦では前回対戦したときに同じ立ち上がりで受け身になり速攻でやられてしまっていたのでスタートから頭をフル回転させていった。
今季から戻ってきたGKコーチの家城のおかげで瀧澤のいまがあると言ってもいい。
その瀧澤と安斎が本当に頑張ってくれた。
綿引は強く持っていく1on1が魅力だがもっとフロアバランスが作れればいいなと思う。
実を言うとDFはあまりよくなかった。
オムロンに勝てたことは本当に大きい。1点差、2点差で競り負ける試合が多かった今季だったがようやく勝ち切れた。
名古屋からもサポーターが山鹿に来てくださって本当に心強かった。

名古屋 髙宮咲主将(この試合:12得点)
60分間通して自分たちがやるべきことができた。
北國戦はプレイタイムが30分あまりだったが、それは置いておいてオムロン戦に集中できたと思う。
自分たちはプレーオフへ行くことが目標にしていただけに上位チームに勝てないと上に上がれないという苦しさはあった。
7mスローはこのところしっくり来ていなかったが2本目あたりから感覚を取り戻せた。
残り2試合(飛騨高山・アランマーレ)も簡単には勝たせてくれない相手。
きょうの勝ちを勢いにしてビジター戦に臨みたい。
熊本でもサポーターが駆けつけてくれて思いは伝わった。力に変えて戦いたい。

名古屋 GK兼任コーチ 家城千香
きょうはDFの勝利。
そして得点力不足の私たちにとって30点取れたことは大きかった。
苦しいときにDFの粘りと瀧澤の頑張りが勝ちを引き寄せたと思う。
実は終了2分前からこれまでのことを思い出し(オムロンに一度も勝てなかったこと)涙ぐんでしまいベンチメンバーやオンザコートのメンバーに突っ込まれた。
チームに加入したときはコーチメインで行くと思っていたが
試合を重ねるに連れて選手メインになってきた。ただゲーム感はすぐに取り戻せた。
いまの役割としてはまず信頼を大切にすること、たくさん話をしてコミュニケーションを取ること。
きょう勝ったことが確かなものになるのは次節の2試合だと思う。
OGやサポーターの皆さんと早くこの喜びを共有したい。

名古屋 山中みなみ
(昨季途中病気のため戦線離脱・今季途中からベンチ入り)

現状は軽いジョギングやパスができるようになっている。
日常生活は差し支えなくできているが、いまもカラダと相談しながらやっている。
ベンチで見ていて早く自分もハンドボールをやりたいなと思っている。
今季はなかなか勝てなかったけど、きょうの勝ちは最後まで気を抜かずに各々の責任を果たせた結果。
今季は何ができるか自分ができることをチームに帯同させてもらいながら自分も戦っている。
まずはチームのために残り2試合を戦っていきたい。

オムロン 水野裕紀監督
きょうはDFの差が出てしまった。
それが前半だけで5人の2分間退場を作ってしまった。
追いつける場面でのノーマークシュートやループシュートが決められなかった際の部分での見極めがポイントだった。
中盤から終盤にかけて1点の重みを感じた試合だった。
また苦しいときの吉田頼みになってしまったことはココロの余裕のなさが出た結果だと思う。
今季は60分間の中でも波が激しく、10分良かったかなと思ったら、その先の10分が悪過ぎたりとココロの弱さが出た。
ハンドボールに集中できる環境があるだけに結果を出さなければいけないと思う。
残り2試合、最後はどう戦うか来季の姿も見えてくると思う。
今季やってきたことを60分間の中で思い切った戦いをしていきたい。

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