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レガシーコードからの脱却1章「何かが間違っている」

また輪読会形式でこの本を読み始めたので、簡単な感想を書き残し。

輪読会系のnoteはやってすぐ書かないと書かなくなりますね......(Clean Architectureとエヴァンス本のnote、再開したい)

本の内容で気になったこと

ウォーターフォールモデルはソフトウェア開発の手法に合わない:変更に弱すぎる

ソフトウェア業界は素人業界:医学は「決して害を与えてはならない」という明確なコンテキストがあるが、ソフトウェア開発における最善の選択を下す道標のようなものはない

本の感想

ソフトウェア業界における道標のようなものはないという言葉にハッとさせられた。
自分は正しい設計を大事にし、ソフトウェアの品質を高く保ちたいという自分にとっての道標があるが、他の人は違う道標に従って動いている。

チームを組む時、「このソフトウェア開発チームが持つべき道標とは?」という話を最初にしておくべきかもしれない。

輪読会中のトピック

「ウォーターフォールモデルはソフトウェア開発に合わない」のならば、ウォーターフォールを失くすにはどうしたらいいんだ、という問いかけがされました。

自分としては「ウォーターフォールを失くすということは、そこに挿げ替えるのはアジャイルになる? じゃあアジャイルって何?」という疑問に繋がりました。

先にコンテクストの話があったことから、アジャイルのコンテクストは「動くソフトウェアをお客様に早く見せる」事にあるという前提で、ソフトウェア開発の粒度をお客様に見せられる単位に区分けすることが難しいのでは? だからアジャイル開発にならないのでは? という話になりました。

結局、アジャイル開発はこれだ、というものを誰も持っていないから、ウォーターフォールと挿げ替えるのも無理な話。アジャイルについてもっと学ぶ必要がある、という所で話は終わりました。

会終了後の感想

終わってみた後に本をまためくってみると、ウォーターフォールでは上手くいかないという前提の上で、ではどうすればよいのかは次章以降に書かれているように見えました。

その中でアジャイルとはなにか? という答えが見えてくる事に期待します。

後は日本語版Clean Agileの出版がもうすぐなので、出版されたら読みたいと思います。



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