苦手なのではなく、得意ではないという事
学生の頃、ある中東圏からの留学生のTA(ティーチングアシスタント)をしていたことがありました。彼女は、ある単元の課題が上手くこなせていなくて、私なりの配慮のつもりで「この単元は苦手な人も多いから」と言いました。
すると、彼女は、「苦手なのではなく、得意ではないのです」と答えました。日本人からは出ない答えだと思います。なんか、そのやり取りですごく目からウロコが落ちたんです。そうなんだ、みんな「得意ではない」だけなんだと。「苦手」なのと、「得意ではない」のとでは、すごく心構えが