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かずひろ先生の【徹底的国試対策】解剖学

あん摩マッサージ指圧師、はり師・きゅう師をはじめ、柔道整復師、理学療法士・作業療法士や看護師、医師を目指す方々の解剖学国家試験対策のマガジンです。専門学校で「伝説のプリント」と呼… もっと読む
この大変な時代に医療従事者を目指す方々へ。時代は変化していますが、いつの時代でも大切なことは不変で… もっと詳しく
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2021年4月の記事一覧

【4-2 (1)】消化器系 - 胃・小腸 解説

▶ 腹部内臓の位置この図は空腸・回腸と横行結腸を切り離し、胃の全体が見えるように肝臓を斜めに切断したものです。試験的にも、構造を理解する上でもまず抑えた方がいいポイントは噴門、幽門の場所です。 ■ 1. 胃 ▶ 胃間膜 大網の様子 ▶ 胃の筋層 ※ 噴門にはとくに括約筋はみられないが、斜線維が噴門口を左側からU状にとりかこみ、逆流防止に働いています。 ▶ 胃の粘膜 ▶ 胃腺 G細胞は幽門腺開口部付近にありますが、ガストリンはホルモンなので、幽門腺の粘液に混じってでてくる

【4-2 (0)】消化器系 - 胃・小腸 学習プリント

↑ 解剖学マガジン記事一覧(目次) 【4-2 消化器系 - 胃・小腸】  ■【4-2(0)】胃・小腸 学習プリント(このページ)  ■【4-2(1)】胃・小腸 解説  ■【4-2(2)】胃・小腸 一問一答  ■【4-2(3)】胃・小腸 国試過去問 → 【4-3 消化器系 - 大腸】 💡かずひろ先生の解剖生理メルマガ💡 毎日届く国試過去問解説や勉強法、オンラインセミナー情報などお届け ■ 4-2 消化器系 - 胃・小腸 学習プリントページへようこそ <変更履歴> 令和3

【4-1 (3)】消化器系 - 口腔・咽頭・食道 国試過去問解説

■ 消化器系概論 <2015 あマ指 18> 消化管においてアウエルバッハ神経叢があるのはどれか。  1.粘膜上皮と粘膜筋板の間  2.粘膜筋板と輪走筋層の間  3.輪走筋層と縦走筋層の間  4.縦走筋層と漿膜の間 【答え】3 <2020 あマ指 22 > 消化管壁でアウエルバッハ神経叢がみられるのはどれか。  1.粘膜固有層  2.粘膜筋板  3.粘膜下組織  4.筋層 【答え】4 ■ 口腔<2002 あマ指 26> 口腔について誤っている記述はどれか。  1.歯根膜

【4-1 (2)】消化器系 - 口腔・咽頭・食道 一問一答

【消化管の基本構造】 消化器系は口から肛門に至る消化管と消化腺とからなる。○× 【答え】○ 消化管の壁は粘膜と外膜の2層からなる。○× 【答え】× (粘膜・筋層・外膜または漿膜 の3層) 粘膜下組織に (A.    神経叢) 、
筋層の間に (B.    神経叢) がある 【答え】A. 粘膜下神経叢(マイスネル) B. 筋層間神経叢(アウエルバッハ) 【口腔】口腔から始まり (   ) までが重層扁平上皮を有する【答え】食道 口腔から始まり (       ) まで

【4-1 (1)】消化器系 - 口腔・咽頭・食道 解説

▶ 消化器系の全体像  消化器系は、口から肛門に至る消化管と消化液を分泌する消化腺(肝臓・胆嚢・膵臓)とからなります。 ▶ 消化管の基本構造まとめ ■ 1. 消化管の基本構造 ※ 消化管の筋層は内輪外縦が基本。例外として胃は内斜中輪外縦の3層構造です。 粘膜層は内腔を被う粘膜上皮、その下に粘膜固有層、粘膜筋板、粘膜下組織と続きます。粘膜下組織には粘膜下神経叢(マイスネル神経叢)があり、主に腺の分泌に関わっています。 筋層は内層が輪筋層、外層が縦筋層(内輪外縦と表現しま