無性

ぶつかることこそないけれど

この不完全燃焼な気持ちが

いつかこのまま体に溜まって

辛くなったらどうするのか
自分に聞きたくなりました。

私は頑張ってるよ。

貴方は頑張ってるよ。って

どんなに沢山言われても

私を呼ぶ声が減って


ああ、と思い出しました。

私は愛せない。

優しさが伝わるから

気持ちが伝わるから

好きと言えるのです。

私の

私の過去で鍛えられたこの精神に
今の貴方は追いつけない。

私は貴方に対価を求めているのです。

家族のような愛は


貴方にはあげられない。

これが確信に変わった時

私はどうなるのだろう。

何かある度に昔を思い出して

悲しくなるのですか。

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