高校受験のお弁当
「受験ってどのくらいの時間かかるんですか? 」と、一番上のお子さんが来年高校入試をする方に訊かれました。
「丸一日かかりますので、お弁当が必要になりますね。」と、答えたら、別の方が、「そうそう、それで昔、大失敗しちゃったのよね。」と。続いてお話を伺うと、「最初の時、遠足に持っていくようなお弁当、おっきな弁当箱に入れて持たせたんだけど、(中略)ホント、今でも悪いことしたなぁって申し訳なく思ってる。」
との事。
正直、受験に持たせるお弁当って、何が良いか ってのは気にした事なかったから、考えさせられましたね。
というで先にどんなお弁当が良いか考えてみた。結論言うと、・場所を取らない、・食べやすい、・消化が良い、・食べ慣れている、・量は若干少なめ、・食べる量を調節しやすい(分けたり残したりし易い)、・甘いものもう1品。といったお弁当が良いんじゃないかと。言われてみれば当然なんだけど、そんな結論なのですね。
受験の日。食事の時は食事に集中した方が良いとは思いますが、そうは言っても、食事中でも参考書とか見たいでしょう。そうすると、余り広くない机の上に、参考書とか出してると、お弁当を広げるスペースは、それ程取れません。なので、余り広げずに置けるお弁当箱に詰められるものが良いですね。ましてや参考書広げながらお弁当を食べようものなら、必然的に片手でも食べられたり、箸でも簡単に摘めるメニューが良いです。また、いくらお昼休みでも、緊張状態は続いているでしょうから、気持ち的に、食べ慣れているものの方が食べ易いでしょう。更に午後も脳を酷使する事を考えると、胃腸の負担を出来るだけ減らした方が良いでしょうから、消化が良いメニューを、普段より若干少量が丁度良いと思います。
それでも、緊張や疲労により食欲が更に低下する事も考えられますので、分量を自分で調整しやすい工夫が有ると良いです。
最後に甘いものですが、脳は想像以上にエネルギーを食います。いくらお昼ご飯の分量で十分な栄養を得ていても、それが脳で使えるようになるには、お昼休みの時間だけでは少々心許ないです。そこで、甘いものです。甘いものは、一番素早くダイレクトに脳みそが活動するエネルギーになりますし、食欲を満足させ、緊張した気分を落ち着かせるのにも役立ちます。
そうですね、例えば、こんなメニューとか。おにぎり、ウインナー、卵焼き、茹で野菜、甘みに果物とかどうでしょう?
ついでに、もうひと口。甘みには、チョコとか、飴ちゃんとか持たせたいですね。(私的には、甘いものは、ひと口羊羹、ですね。摘むの楽、油分なし、糖分豊富、口に残らない。オカズに紛れ込ませても目立たないと、めちゃおススメです)
欲を言えば、そういった甘いものを、休み時間にひと口、口にすると、脳の疲労具合が全然違うんですけど、休み時間にお菓子?とか言われるのも嫌なので、一口サイズのおにぎりつまむのならギリ、かなぁ?と言う気がしないでもないですね。薬のふりして、ブドウ糖とか、口にするのもアリかなぁとか。ラムネ菓子とか、ほぼブドウ糖の塊ですし。(あ、でも匂いがお菓子だなぁ)
と言うか、昼休み以外に食物を口にする、とか、所謂お菓子類を口にするってのが、合否に関わるか、実際の所、受験校に聞いてみないとなんとも言えないので、そこらはねぇ。(それで合否に関わるとか言ったら理不尽だ!とは怒るとは思いますが、恐らくは、[お察しください]程度の返事だろうなとは思うなぁ)
流石に大学入試ではおやつダメとか言われんでしょうけど。
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