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ダイエットで自分は変わる(24)アニマリスト再定義

自分の書いていることを振り返ってみると、割とミニマリスト的な印象を与えているかもしれない。しかし僕の生活はもっとごちゃごちゃしているし、モノへの執着は強くないが愛でるのはむしろ好きだ。まったくミニマルでないものを手に入れて喜んでしまうこともある。ミニマリストというよりアニマリストかなあ、と語感だけを頼りにそうとう適当なことを思っていると、既にアニマリストを名乗っている人たちが実在した。人間中心主義ではない動物擁護的な何か、とかペット愛好家、とか。残念である。

Animal の語源はラテン語のanimale; 呼吸するもの。
アニメanimationは同様に生命を吹き込むanimareが語源であり、静止画が動画として命を吹き込まれた結果動き出すというニュアンスになる。
似ている言葉でアニミズムは霊魂animaからきている。
どうやら野生というのは「魂が吹き込まれて呼吸しているもの」くらいになるかもしれない。

実は「イスト」には二種類あり、対象物をどうにかしようとする人たち(ピアニスト、アルピニストなど)が圧倒的に多く、その人の性質・属性そのものを示す場合はごく少数である(ソリスト、ニヒリストなど)。調べた限りではこれまでのアニマリストたちはすべて前者のようであるので、性質としてのアニマリストを堂々と名乗ってよい気がしてきている。これまで再三言い募っていた「野生に還る」もアニマリズムで置き換えられることになる。いいね。

問題は、どうしてかあんまりかっこいい感じがしないことだ。

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