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アナモフィックレンズで映画のような撮影をしたい!

いままで写真中心に撮影してきたが、動画も撮影してみたいと思ったのは、やはりスマートフォンのアプリと周辺機器の充実化の影響がおおきい。
動画についてはそこまで本格派までは目指していないので、スマフォで気軽にやるというのがちょうどいい塩梅で、ちょいちょい海外製のツールを情報収集してた動画初心者です。
今回、ようやくずっと気になっていたアナモフィックレンズを購入したので撮影をしてみた。

アナモをまず知ったのがmoment社のレンズ。
もともとトイカメラが好きで写真を始めたこともあり、スキルがないのになんか変なものをやってみたくなるという意味不明なチャレンジ精神を持っているのだが、動画を撮るなら日常や旅行の思い出を映画みたいに撮りたいなぁという思いがあり、そこから映画撮影用のレンズ「アナモフィックレンズ」(以下、アナモ)に行き当たったのがはじまり。
映画の画角は僕らに馴染みのある4:3や、16:9とは違うらしく、特有の2.40:1という謎の超横長で映す。上に黒い線が出るやつですと言われて映画を振り返ってみても、その感覚は素人には一切わからなかったりするから不思議なもので、いままでそんな画角で見ていたんだね、映画を。

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ただこのように画角で見比べてみると、だいぶ広角に映っていることがようやくわかる。人に近いぐらいの広さが写されているのに広角レンズのような歪みが出ていないなという印象。

大迫力だが水平が取りづらい

なにかを買うと、なにかも欲しくなるという罠にどっぷりハマります。やはり超横長なので軸がずれるのが目立つ。また感覚的にはあまり変な構図を試すより、まっすぐ正対で取るのが良さそうという感覚もあり、使っているとジンバルがより欲しくなってしまうかも。

意図的に斜めにした時、画面がぐにゃっとひしゃげたようになることがある

これはレンズの質の問題かもしれない・・。前述したように正対で撮るのをメインで考える。

スマートフォンで見るには向いてない

縦で見ると、通常動画よりもさらに縦幅が小さく。横で見てもスマフォぐらいだと、ちょっとインパクト薄という印象。インスタグラムの通常投稿だと縦が切れるので小さいサムネ動画のようになってしまったり、縦動画を撮る感じでもないので、ストーリーズでも使いづらい。

他のカメラと組み合わせるのがむずい

編集時に、他のカメラで撮影した映像と組み合わせる時は他をアナモ風に加工する必要がありそう。

◆◆◆

結論

スマフォ視聴には向いてない


ただし、超横長の画角はほかのレンズでは味わえない体験で、他とは差別化した映像を撮ることはできる。ただこれを装着しただけで映画感が出るかというとそうでなく、カラーグレーディングなんかを頑張ったりジンバルを使ったほうが質自体は上がるんではないかな(もちろん組み合わせるべきなんだろうが)。

もう少しこの画角を活かした動画撮影方法を模索してみたいと思う。
そして結局買ったのは、めちゃくちゃ類似品で値段がお安いこちらだったりする…ので、こういうのをけっこう気軽に試せるのは本当にありがたいところ。



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Anaky
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