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PILOT 「4+1 Wood」 アクロインキ4色ボールペン細字(0.7mm)+0.5mmシャープペン

 私は長年のジェットストリーム信者であるが、油性の低粘度インクでジェットストリームの対抗馬となったパイロットのアクロインキ。

 ジェットストリーム4&1と比較すべく、価格帯が近く、同じ「4色ボールペン+シャープペンシル」であるドクターグリップを購入しようと思ったが、ゴムのグリップが柔らかく心地良くなかったため、グリップ部分が「樹脂含浸カバ材」で出来ている上位機種?のこの製品をいつの間にか手に取っていた。カラーはボルドー。塗装は艶消し。

 品番: BKHFW-2SR-BO
   定価: 税込2200円
 発売日: 2018年6月10日(日)

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 軸の素材は樹脂とのことであるが、木製グリップのせいか重量はどっしり。グリップはジェットストリームより細くて持ちやすく、ラバーのような経年劣化もないので長い期間使用したい。「なめらかアクロインキ(アクロインクではない)搭載」のシールあり。細字0.7mmの4色を搭載。(わたしは0.7mmから0.5mmに換装して使用しています)

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 ブリップ部は中ほどが絞られたデザインとなっています。素材である「樹脂含浸カバ材」はツルツルしておらず、程よく滑らないため、非常に快適で気に入りました。白樺等の「樺」(かば)の木を薄くスライスした木材に高圧下で樹脂を染み込ませ、プレス成型します。こうすることで強度が増加します。 パイロットのサイトには「薄い木材板に圧力釜で樹脂を含ませ、幾層にも重ねて熱圧成形した素材です。」と説明されています。

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 やや残念な部分ですが、このノック部分が全体がインクカラーとなっていますが、JETSTREAMのようにベースは黒で一部分だけがインクカラーとした方が全体が締まるような気がします。(「4+1 Wood」に使用されているアクロインキは、ペン先に色が付いていますのでノック部分の色を気にせずともペン先だけを見ればインクの色が分かりますのでノック部分のカラーをそこまでしなくても良いのではないかと思います)

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 書き心地は正直に言って2社の差は私には分かりません、わからないほど両方とも滑らかに書けます。インクの色に関しては、ネットでは2社のインク色の差があり、アクロインキの方が「鮮やか」との記載も散見します。写真のように比較してみましたが、確かに黒以外は明るい印象です。(個人的にはアクロインキの緑が鮮やかというよりは薄く感じました)

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 替芯は、BVRF-8MF(0.3ミリ 激細)、BVRF-8EF(0.5ミリ 極細)、BVRF-F(0.7ミリ 細字)、品番不明(1.0ミリ 中字)で税込88円となっております。JETSTREAMの0.28ミリはエッジ用の税込220円しかないため、細い替芯を使用する方にはコストメリットあるかもしれません。

 三菱鉛筆のピュアモルトとの比較をしながら、「4+1 Wood」を引き続き使用を継続します。



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