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散文 #色褪せて秋

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色褪せた記憶の記録
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#寄付について考える

罪悪感を帳消しにたい

罪悪感を帳消しにたい

寄付について考える と、特別な時にしかしていない事に気がついた。何か、良くないことがあった時に“知らない人”が“可哀想な人”になって、無事な私は“善人”になる。“善人”だから、分け与える。普段は見向きもしない募金箱に小銭を入れて、「私は善人だ。可哀想な人を救った」と救世主気分。そのお金の行き先を私は知らない。募金箱に入れたら、人助け完了。それでおしまい。

ニュースを見て、心を痛めて、財布の中の小

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