アナル開発物語② 〜呻き声が喘ぎ声に変わるとき〜
唐突に襲いかかる強烈な違和感。
ぼくは身体に何をされたのか理解することができなかった。
脳がバグっていた。
朦朧とした意識の中、先輩の楽しそうな笑い声が聞こえてきた。
アナル開発への扉が開かれた瞬間だった。
ただただ、異物感しかなかった。
肛門は排泄器官であり、「出すため」に存在している器官だ。
そこに異物を挿入されたとき、人間の身体は異物を排出しようとする。
しかし、今は違う。
ひたすらに指が異物として肛門に居座り続ける。
そのとき、人間の身体は混乱してひたすらに異物感