すばらしい猫の話。

2年くらい更新を止めている間に何があったかというと、次男坊が虹の橋を渡り、コロナ禍の中、ワクチンの副反応を毎回乗り越えつつ、回数を減らしながら行ける遠征に行き、浅草の七福神巡りをし、香水を買い漁り、人生初の丸坊主頭にし、車事故を起こし、新しいネッコを迎え入れていた訳で。

まぁ猫以外興味ないと思うので割愛します。後で書くかもしれんが。

2021年4月下旬、次男坊の火葬が終わって虚無の夏が通り過ぎた、10月6日。そいつは突然我が家に来ることになりました。
因みに10月7日と言えば我らが手塚国光生誕日で10日は青学メインのアニバーサリーイベントが控えていたので、まじで突然の出来事となりました。

ニューフェイス、四男坊ははじめましての成猫で3才、山奥出身の放し飼い猫でした。
職場の知り合いで飼い主のおばあさんが亡くなったらしく、夏に一度声をかけてもらっていたのですが発情期におんにゃのこを追いかけて行方不明になって話が白紙になったと思っていたのが、突然帰ってきたから引き取って欲しい、という経歴で、本当は模様が似ている兄弟猫が居たらしいのですがそちらは行方知れずのまま。冬、越せたんだろうか…と今でも時々思います。

模様が母上様とともに22年過ごしたネッコに似ているのであやかって名付けをしたのですが、出会った当初は壁かけ上がって天井登るわ3日3晩ケージから縄脱け脱走するわお腹に条虫はいるわで、こう、

ネッコ、おるな……

みたいな生活でした。神に感謝。(浅草の猫神社にお礼参り行きました)

テンション上がり過ぎて寝床をアホほど用意したりケージと猫砂をアホほど用意したりおやつをアホほど用意したりしました。猫砂はまだ未開封の段ボール7箱あるし、ケージは10部屋分あります。キャリーバッグはわんこ用サイズのにクッションを入れたのと折り畳みケージを揃えました。

なお、猫は現在も一匹です。

めちゃくちゃ筋肉質ででけえネッコなのですが、我が家にきて虫下ししてから1ヶ月で4キロから6キロまで育ってしまったので病院からダイエットを促されるなどしました。
血液検査は問題なく、お腹にマンソン烈頭条虫なる寄生虫が居たのと耳と顎が薄汚れいた以外はいたって健康体で、初見の相手でも撫でられるし大人しいし、クリスマスの頃にはすっかり慣れて予防摂取にビビって私の耳を噛むなどするくらい仲良くなりました。(去年の予防摂取ではビビったけど噛まなかったです)

運ばれてきたときはめちゃくちゃ子猫みたいな高いかわいい声で鳴いていたのですが、今はことあるごとにすっかりのぶ代キーで要求鳴きします。
爪とぎを絨毯とかマットとか床面でしようとするタイプなので家具を全然引っ掻かないし、カリカリーナを追加するか迷うところですが、スプレーもしないし抱っこも嫌がらずに捕らわれの猫と化すし日々幸せそうに食っちゃ寝しててストーブの灯油切れも理解する大変に徳の高いおキャット様だなぁと毎日思っています。

夏になる前に今年はお風呂デビューさせたいところだな。

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