見出し画像

【一息シリーズ】躓いた時に大事なのは「気付き」

ハイドーモ。格ゲーチンパンジーです。

今回はちょっと閑話を少し。
いつもはある程度テーマを絞って纏まった記事を心掛けていますが、一息シリーズは「テーマとして一つの記事にするにはちょっとボリューム少ないな」というものや個人的な考えをダラダラ書いていく雑談っぽいシリーズにしたいと思います。
暇潰し程度に読んでくれると嬉しいです。

ネタ切れというわけではありませんが、ネタが多すぎてとっ散らかってる状態なんでまとめているのと、ネタの深掘りをしたいので情報集めに奔走しています。
ぶっちゃけ前回、コントローラーの話をするにあたってあらゆるサイトや動画を漁りまくってたので疲れたというのも少しあります()

さて、本題に這入りましょう。

今回はGGSTのとある初心者サーバーで、先生にジオ戦のスパーリングとコーチングを依頼して色々と気付きを得、学べる事があったので共有していきたいと思います。

上達はしたいけど、なんかコーチングは怖いとかなかなか踏み切れない人の参考になればと思います。

目次
~ジオ戦奮闘記~
・一人で煮詰まってしまったら第三者の意見が大事
・安定行動は強いけど最適解ではない
~余談~
・経験は大事だが時に成長の邪魔をする
・初心者に楽しい!と思って続けてもらえる為に


・一人で煮詰まってしまったら第三者の意見が大事
何の自慢にもならないのですが、ボクはジオヴァーナ戦が超苦手です。勝率1割あるか無いかくらいで、勝ったのも全部7階層。8~9階層で当たるジオには毎回ボコられ、泡を吹いて倒れるのがデフォです。

見た目は好きなんですよ。
気怠げな雰囲気にショートボブ(ここ大事)、褐色美人で溢れてしまわないか心配になるほど大きい果実が惜しげもなく揺れています。
いや逆に聞きたい。これ嫌いってやつむしろおらんやろ。

失礼。取り乱しました。

そんなわけでめちゃくちゃ困っていました。

レアキャラならとりあえず保留にも出来ますが遭遇率はかなり高い部類。
ブチ切れ、発狂し、クッションを殴り飛ばしながら色々と考えた結果、いくつか攻略の糸口は見つけました。

詳細は省きますが、簡単に言えば基本に立ち返り立ち回りで地上戦を頑張るしかない。
というのがボクの結論でした。

ですがハッキリ言って、これだけでは現実的な攻略や対策とはいい難いです。
なぜならこのゲームは接近手段が非常に多く、その中でもジオはかなり機敏に間合いを詰められるキャラです。そんな相手に立ち回りのチクチクしたダメージソースだけで封殺出来るかといったらまず不可能です。
ブリジットは技の硬直が長い為、それだけでは一度でも読み負けたら即終了の綱渡りなのです。
ジオのラッシュを捌く手掛かりを見出さなくてはまず安定した勝ちは望めないでしょう。

そして手に余ると判断したボクは先生に依頼をしました。

ブリジットの先生ではなく、ジオヴァーナの先生に。
理由は2つあります。
1つは自キャラのセットプレイやコンボは自力でも身に付けられるしそこは本質ではないということ。
もう1つは直に対戦して自身の考えた対策が機能しているのかの擦り合わせと、ブリジット側ではなくジオ側視点での弱点や押さえておくポイントを知りたかったからです。

今回依頼に応えてくれた先生はメインがカイ、サブでジオを使っていてアプデ後はあまり触っていないとの事でしたが、むしろそれが良かったのかもしれません。
それに通用しないようでは到底ジオ専門の使い手に敵うわけがありませんからね。当然、先生の教え方が上手かったのも大きかったですが。
また、ボクの視点からでは見えなかったものをいくつか指摘していただきかなり攻略のヒントを得られました。
自分一人や自分のキャラ視点だけでは見えるものに限度があり、相手視点から見たものや考えを取り入れる事も大事だと痛感します。

書き殴っていたらびっくりするくらいクソ長くなりましたがこれがひとつ目の気付きです。

・安定行動は強いけど最適解ではない
格ゲーで安定行動は初級者~中級者帯(1~8階くらい相当)では最強行動だと思っています。
自キャラの強みをある程度引き出せている上で冒険をしないなら、それだけで大抵勝ててしまいます。
ボクは9階層までほとんどこの安定行動だけで勝ってきたので今でもこれは間違っていなかったと思います。

ですが中級者から上級者帯に片足を突っ込み始める9階あたりからは対応される事が多く、それも通じなくなってきました。
それ以外の勝ち筋を学んでこなかったツケがここで回ってきたのです。
対処されたら別の取るべき行動がわからないからです。

先生にまず指摘を受けたのは安定した、セオリー通りの戦い方だということ。
もちろん安定もセオリーも大事だが、極端に言えばジャンケンで常に同じ手を出しているようなものなんだそうだ。
たしかに言われてみれば至極当然です。
立ち回りも崩しもガードも、格ゲーは色んな要素が絡んだ複雑なジャンケンのようなもの。
そして特にジオ戦で顕著なのが、画面端に押し込まれた時。
散々暴れ潰しで体力を溶かされ、バクステを狩られ、画面の彼方へ何人ものブリジットが吹き飛ばされていきました。
それが鮮烈に脳に焼き付いているせいで「より安全に攻めから脱出する」事しか考えなくなっていました。

無論ジオ側からしたらそれがキャラの強みなのでかなり分が悪い読み合いには違いありませんが、別の選択肢をもっと考える必要性を教わりました。

最も安全でなくても、セオリーから外れる動きであっても格ゲーは相手の行動を潰して自分の動きを通していくのが結果一番正しい。
当たり前の事ですが、言われてようやく自分の中に落とし込めました。


・経験は大事だが時に成長の邪魔をする
ここからはジオ戦と全然違う内容になりますが、ボクは闇慈もけっこう苦手です。苦手なキャラばっかじゃねーか!
で、水月もだいぶムカつくんですが針の対応がかなり面倒くさく、対応に困っていました。

先生に聞いたところ針は地面に着弾した時の爆発にのみ攻撃判定があり、射出した時には判定が無いとの事。

過去作を知らない人に説明しておくと、闇慈はX~XXで登場していた時、針は扇子を射出する部分にのみ判定がありました。
ボクはその当時のイメージから、あるわけもない攻撃判定を警戒していたのです。
わかってしまえば実にバカバカしい事ですし、これは一例ですが色んな格ゲーをやっていると、なんとなく自分の中に固定概念みたいなものが出来ることがあります。
それは他の格ゲーに応用出来るテクニックだったり知識で、基本的には武器になり得るものです。
2D格ゲーのコマンドや基本操作がどのタイトルでも似通っているように。
ですが時にそういった過去のイメージが攻略の足を引っ張る事もある。

それを闇慈で教わりました。
露出狂から気付きを得る日が来るとは思いませんでした。

・初心者に楽しい!と思って続けてもらうために
スパーリングとコーチングが終わり、先生と雑談していました。
人に格ゲーを直に教えるやり方や教えるようになったきっかけ、教える側になって得た気付き等々…
聞くとかなりシンパシーを感じます。
もちろん質の高さはボク如きと先生では雲泥の差ではありますが。
一番キモになるのが、「初心者に教えて、モチベを維持してもらえるやり方」です。
これはボクも難しいと思っていますし、先生はそれ以上に試行錯誤していらっしゃると感じます。
そして超が付く初心者だけでなく色んなプレイヤーが楽しめる為の工夫も、結局のところ人離れを防ぎつつ界隈を盛り上げるのに重要な事とも。

ボクも参加させていただいてるshuntaxさん運営のコミュニティサーバーは人口1000人を越える大所帯となり、日々様々なプレイヤーが活発に動いています。
バチバチに試合をする人や雑談する人、テーマに沿ったルムマやイラストコンテンツ等々本当に様々です。
そんなサーバーに参加させていただいて、ボクも色々と学んだり楽しく遊ばせてもらっています。

恩返しというとめちゃくちゃ偉そうで「お前何様や」と思われてしまいそうですが、ボクなりに初心者やエンジョイ勢が楽しめる企画等で声を掛けて、界隈を盛り上げる為の動きをしていけたら良いなと改めて思いました。


さいごに
取り留めのない話をダラダラと書き綴りました。
似たような境遇の人の気付くきっかけになれば幸いですし、声をお掛けした際は一緒にサーバーを楽しく盛り上げてくれると嬉しいです。

それでは皆さん、良い格ゲーライフを。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?