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20年近い付き合いになった出会い

ドーモ。
ちょっと色々忙しかったのが一段落して放心していたので、サボり気味になっていました。

shuntaxさんのコミュニティサーバー内、note企画第二弾という事で始まりましたシュンタックス文学賞。
投稿ルールや概要は主催者である星川先生こと星川実業さんがnote記事に書いてくれているのでそちらをご覧下さい。
リンク貼っておきます↓
第2回note投稿イベント「シュンタックス文学賞」開催のお知らせ|くそまゆげ@星川実業 #note https://note.com/kusomayuge/n/nf3f51d078e4c

前回は初心者に優しい記事ということでアホみたいな数の記事を投稿しました。
当然、票がバラけすぎて上位に食い込むこともありませんでしたがまぁアレはアレで初心者の手助けになっていれば良いんですよ。
それが第一目的といっても過言ではなかったのでね。

さて、今回は"格ゲーを通じて得た出会い"というテーマですね。
難しいですねぇ。
プロゲーマーのように「ゲームで人生が変わった」とか壮大な話も無いですし、「ゲームがきっかけで人生のパートナーが出来ました!」みたいなドラマもありません。
ボクのゲームに嫁アシストシステムが実装されるのはいつですか?
しまいには「こいつとは(格ゲーで)切っても切れない因縁がある」みたいなライバルもいません。こんなザコ、一ヶ月と経たずに越えられますからね(泣)

なのでボクは「格ゲーとの出会い」を語っていこうかなと思います。
自分語りを垂れ流して終わりみたいになりそうなんで今回は一発だけ書いて終わりですね。
前回のように複数記事を書く事はありませんw

もちろん今回のイベントと関係ない記事は思い付いたらこれからも書いていきます。
このキャラの○○クソすぎるpart3は後日また筆を進めます。すいません許してください何でもしますから。

○人生を変えた?とあるゲームとの出会い

格ゲーは今までに色んなタイトルを触ってきましたが、特に印象が強かったのが3タイトル。
そしてボクの人生に大きく影響された(誇張表現)のは主に2タイトルですね。
まずそれらについて話しましょう。

・ストリートファイターII

現在まで続く2D格闘ゲームというジャンルが流行る火付け役であり、そういった意味では格ゲーの始祖と言っても過言ではない語るまでもない超名作ですね。
そして、ボクが2D格ゲーというジャンルと長く付き合う事になるきっかけとなったタイトルです。

ボクがこのゲームに出会ったのは小学一年生の頃。
親がSFC本体と一緒に買ってきたソフトの一つがこのストリートファイターIIでした。
やっぱり男の子って戦いにロマンを感じるじゃないですか。
ましてそれを自分が操作するなんてハマるに決まってます。
しかし当時は当然のようにコマンド入力すら出来ず、親のリュウに波動拳を撃たれるだけで為す術もなく負けていました。
めちゃくちゃ悔しくて、でも自分でキャラを動かして戦えるってだけで楽しかったんですよね。
で、その後SFC版ストIIターボを親が買ってきたんですよ。
ゲームスピードが上がって同キャラ対戦も出来るようになった他、ボス専用だったシャドルー四天王も使えるようになっていてワクワクしながら遊びました。
そして今度はスライディングとサイコクラッシャーしかしてこない親のベガに為す術なく負けていました。
さすがに悔しさのあまり、無心でコマンド練習をしました。
当時はトレーニングモードなんて無いのでCPU戦で。
指に豆が出来るまで練習して、やっとの思いで波動拳が出せた時の喜びと達成感は今でも覚えています。後に昇龍拳コマンドに苦しむ事になるんですけどね。初見さん。

・ヴァンパイア
そんなこんなでストIIシリーズでコマンド技も一通り出せるようになり、当時ライバル認定していた親もライバルでなくなったくらいに没頭していました。
以降もちょいちょい触ってはいましたが無心にストIIにのめり込む事もなくなっていたある日、親に連れられて行ったレンタルビデオショップ。
そこの隅っこで初めてアーケード筐体というものを見ました。

補足ですが、ボクの実家は横浜とは名ばかりの超田舎で、しかも住宅街のド真ん中だったのでゲームセンターなんてものの存在を知らなかったんですよね…

で、そのビデオ屋の隅に鎮座していた筐体に入っていたゲームは『ヴァンパイア』。

ストIIでお馴染みのカプコンから放たれた2D格闘ゲームで、見えないくらいの圧倒的なゲームスピードと独特な世界観で今でもなおコアなファンが多いシリーズ作品です。
当時としてはめちゃくちゃキレイなアニメ調のグラフィックに、人外達が画面を縦横無尽に駆け回り連続技を決めまくっているのはストIIしか知らなかったボクにとって衝撃的でした。
通常技から通常技がどんどん繋がる、いわゆるコンボゲーと言われるタイプの格ゲーの大元になっていると思われます。たぶん。

しかし当時お小遣いなんてものが無かったボクはごく稀に親から100円をもらって遊ぶくらいでした。
お年玉を貰う頃には既にビデオショップからは姿を消してしまったので、印象に残ってはいるもののあまり遊べなかったゲームです。

・GUILTY GEAR XX

ヴァンパイアの衝撃からストリートファイターZEROシリーズやKOF、サムライスピリッツ等様々な格ゲーを経て、ボクが高校に上がるかどうかくらいの時だったでしょうか。
その頃のボクは音ゲーにハマっていました。
それ以外にも当時はPS2で面白いゲームがたくさんあったので、それらを広く浅く楽しんでいましたね。
色んな面白いゲームやクソゲーが乱立する時代だったのもありましたし、格ゲーというジャンルへの熱意はほとんど消えていました。
この頃は友人とやるゲーム=スマブラや無双シリーズが定番だった記憶があります。
なので一緒に格ゲーやり込む友人がいなかったのも大きかったです。

余談ですが、格ゲーにハマってた時の弊害なのか…無双やスマブラのような複数人が入り乱れるような乱戦ゲーがめちゃくちゃ苦手でしたw

で、たまたま当時の友人が持ってきたゲームがコイツです。GUILTY GEAR XX。
家庭用専用タイトルだった初期から数えると3作品目、アーケード稼働から数えると2作品目となるGGシリーズですね。

ファンタジーRPGみたいな世界観で、登場するキャラも主人公とは思えない粗暴な細マッチョ、王道風のイケメン騎士、鎖鎌で遠くからペチペチする陽キャ、やたらパンチラしまくる中華美少女、どう見てもるろうに○心みたいな爆乳侍、どう見ても美少女な男の娘等々…めちゃくちゃ個性的。
そして何よりアニメと見間違えるような綺麗なグラフィックに、ヴァンパイアを彷彿させるようなゲームスピードと爽快感、それらを見事に盛り上げるロック調のBGMとあらゆる面でボクは衝撃を受けました。そして眠っていた格ゲー魂に再び火が点いたような気がしました。

翌日、ボクはなけなしのお年玉残高を生け贄に捧げて我が家にソフトをお迎えしました。
それからはトレモやCPU戦でひたすらに練習しました。
しかし当時はネットに攻略情報なんてものも無ければ教えてくれる人も周りにはいませんでした。
独学でがむしゃらに練習し、自分なりに手応えを感じていました。

そんなある日、ゲーセンで最新verである#RELOADをやりました。もちろん対人乱入で。
一緒にやる友人もいないボクはやり込んだ成果を実戦で試したかったんですよね。
結果は見事にボロ負け。
自分の独学では想像出来なかった動き、RCやFRCを絡めた連携に手も足も出ず画面端で「てーや!てーや!」されてました。いわゆるDループですね。
正直当時ボクの貧相な想像力では空中コンボ=ダストコンボで、RCやFRCに至っては何に使うのかもわかっていませんでした。
ジャンプキャンセルってなに?状態ですw

この時はレバー操作が難しいとか、自分のやり込みがやり込みにすらなってないとか以前の問題というのに気付かされ、悔しいというよりは感動しました。
「このゲームこんなすげぇ動き出来るのか!」と。
ボコられながらも貴重な学びを得たボクはまた引き籠もって色んな動きを覚えました。
全く苦にはならず、一つ一つ自分が出来るようになるという成長を感じるだけで、昔ストIIで波動拳が出せるようになった感動が蘇ったみたいで楽しかったです。
そして何度かゲーセンにリベンジしに行きましたが、今度はレバー操作に苦戦して動けず惨敗しましたw
そうです。パッドしか持っていないボクはアケコンに対しての慣れというものが一切無かったのですw

そして就職してからもずっとシリーズの情報を追い、やり込み続けてはレバーに振り回され負ける日々を続けていました。

それからある転機が訪れます。転職です。
高校時代にお世話になったバイト先へ転職したが運の尽き。
バイトという立場では見えなかった超ブラックだったのです。
拘束時間はアホみたいに長く、休みも呼び出しされたり電話が飛んできたりで出掛ける事も困難でした。

段々とバカらしくなり、出掛ける事を一切しなくなりました。
名前も顔もわからない対面に座る相手と対戦する日が二度と訪れないのを知りながら未練がましくもCPUをボコるだけでした。
そして対戦が実現する事もなく、GGXXシリーズはゲーセンから姿を消し、シリーズも一度は終わりを迎えました。

高校入学前くらいからブラック企業退社前までの10年以上追い続けて、その内の9割以上を引き篭もりトレモで過ごした一番付き合いの長いシリーズがこのGUILTY GEAR XXシリーズでした。

○時を経た感動の再会も…
そして10年の月日が流れます。
きっかけは長くなるので省きますがボクはとうとうブラック企業を辞め、転職をしました。

時間に余裕が余裕が出来たボクは久しぶりにゲーセンに足を運びました。
そこで目にしたのはGUILTY GEAR Xrd Rev2。

なんとあのGUILTY GEARシリーズが時を経て帰ってきてるではありませんか。
さらにパワーアップしたグラフィックとBGMに興奮を抑えきれずとりあえず1クレ投入。

ゲーセンに人が少なかったのもあってか乱入もなく、アーケードモードをクリアして終了。
帰宅後、すぐにPS4本体とソフトを購入。
そしてネットワーク対戦が出来る!ということがわかり後日にネット回線を契約。

ワクワクしながらネットに接続してランクマッチを選びました。

が、もう全盛期はとうに過ぎていて残っているのは文字段(今で言う天上界レベル)の化け物しかおらず、当然入門者のボクごときが相手にされるわけがありませんでした。
フリー対戦の場も用意されていましたが、通じるわけもなくほぼ完封負けです。

そして新作であり、現在シーズン2となる今作GGSTが発売。
当日に即購入して触ってみたものの、何か様子がおかしい…
ダストや覚醒技、カウンターヒット等演出はさらに派手になったものの…
ガトリングルートは大幅に削除され、ロマンキャンセルも何か衝撃波を出すようなモーションが追加され、空中ダッシュは一瞬溜めのようなものが追加されてモッサリ感が…
歴代シリーズから見るとかなりのコレジャナイ感がボクを襲いました。

あとは対人戦にて。
初期はソル、メイ、ラムレザルがお手軽でしかもめちゃくちゃ強く猛威を奮っていました(特にソル)。
難しいキャラが強い分には、やり込んだ末のご褒美みたいなもんなんで良いんですが…
雑に強すぎるというのは個人的に如何なものかと思ってて、「ちょっと強いけどさ、それもネタが割れればどうという事もないよね」どころじゃなかったのがボクの中で決定打になりました。

ようやく時間が作れた今だからこそ本気で向き合おうと思いましたがちょっと受け入れられない要素が多すぎて、一週間でこのゲームから一度離れました。一年後にヤツが実装されるとも知らずに。

○そしてさらに一年
離れていたもののGGSTの情報は小耳に挟む程度には仕入れていて、どうやらシーズン2になりブリジット参戦&クロスプレイ実装という超大ニュースをキャッチ。
満を持して復活を遂げたブリジットくんちゃんはそれはもう可愛かった。
男汁を2回も出した。
それはさすがに話が変わるぞという事で、クロスプレイ実装と同時にオンラインの友人数人を引き込んでふたたび懐かしくも新しい戦場へと足を踏み入れました。
ブリジットくんちゃんのくだりは過去の記事でめっちゃ推してるのでここではやむを得ず、渋々省略します。

○そして現在
GGSTをやり込むにあたり今までの格ゲーの経験上、ボクはやり込みの方針がガバガバすぎて到底追い付けない事はわかっていました。
ストV最後のシーズンから始めて一年弱、本気でオンライン対人をやり込んでゴールド止まりだった時点で自分の独学による限界は知れました。

で、同じレベルくらいの対人初心者(さすがに引き込んだ友人は格ゲー自体をやってなかったので実力差がありすぎた)と切磋琢磨出来て、なおかつ良い感じに上級者もいてアドバイスが貰えるコミュニティは無いものか…探していたところ…

あったんですよね。マジでたまたま。
そう。それこそが今参加させていただいてるshuntaxさんの運営するコミュニティサーバーです。
対人初心者ということで入れてもらう事が出来、そこで色々な人に教わり、励まされ、高め合う事が出来ています。
そしてそのおかげで曲がりなりにも10階に触れる事が出来ました。
おそらく、努力の方向音痴でチンパンのボクは一人のままで到達は出来なかったでしょう。

少なからずボクのように一人でなかなか上手くいかず苦戦をしている人はいると思うので、今度はボクの出来る範囲でそういった人を応援していきたいと考えています。
とはいえ、ボク程度のゴミ雑魚が偉そうに教えられる事には限界があります。
ちゃんと聞いたら教えてくれる上級者の方がいるからです。
餅は餅屋と言うように、天上界に到達した各キャラの使い手が揃っているので教える立場としてボクの出番は無いでしょう。

なのでボクは別のアプローチでサーバーの参加者の応援をしていくつもりです。
教える側の人間が充分であるなら、ボクはモチベを保ってもらったりGGSTをいろんな方向から楽しんでもらえるように動く側。つまりイベント、企画をしていく側で動きたいなと。そう考えています。

それが他の誰かにとっての「格ゲーでの出会い」になる事を祈って。

とまぁボクの格ゲーとの出会い、エピソードはこんな感じです。
けっこう真面目に、しかもまたクソ長く書いてしまいましたね。

ここまで駄文にお付き合いいただきありがとうございました。

今回の文学賞の記事はこれでおしまいです。

という事でまた次回から普通の記事に戻ります。


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