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詰みコレ #08 answer

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初手▲93金に、玉を逃げると△92銀。△93同玉の一手に▲94香。△82玉なら▲93銀以下詰み。△94同玉には▲95香で、△同玉は▲96香△84玉▲93銀△85玉▲86馬まで。▲95香に△84玉なら、▲93銀△95玉▲96香△同玉▲86馬まで。

というわけで、後から振り返れば「端攻めから寄せる典型」のような形だったわけで、通常なら「カッコよく詰ましてドヤ顔」というパターンなのですが、ソコをシッカリと逃していくのが自分のスタイル。

ノータイムで▲93銀と打ってしまうわけですよw

実際に指してから、かなりの時間が経っているので、その時、具体的に何を考えていたのか、細かくは忘れてしまいましたが、おそらく「飛車を切って王手しながら金が手に入るし、ま、イケるんじゃね?」みたいなことだったんでしょうねー。

結論から言ってしまえば、上で示したシンプルな詰み筋ほどわかりやすくはありませんが、▲93銀からでも「ちゃんと指せば」詰みます。でも、ソコで「危ない方向へ間違えてしまう」のが自分なんですねー。

▲93銀△81玉▲82香△同銀で下図。

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ココまではイイんですよ、ココまでは。ココで、▲61飛成と金を取りながら王手して、以下「ちゃんと指せれば詰み」なんですが、やはりと言うか何と言うか、自分は間違えてしまいますwww

▲82銀成△同玉▲93銀。またもやノータイム!!

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以下、△81玉▲61飛成△同銀▲82金で自分の勝ち…なわけはなく、上図を見ていただけばスグにわかる通り、△71玉をうっかりしてるんですよw この後、▲53馬から王手は続きますが、当然、詰まないので、敢えなく撃沈…。

正しくは、二つ上の図で▲61飛成として、△同銀(合駒は▲92金まで)▲92金△72玉▲82金△62玉▲63銀△51玉▲43桂△41玉▲31馬まで。

「金気(カナケ)が一枚あれば詰みそう」だと思ったので、実戦では、最初の図へ到る直前に、金と銀を相手に渡しつつ「銀と桂」を手に入れたのですが、▲93銀からの指し手しか見えておらず、しかも、結構めんどくさい詰み筋(特に、銀を取らないで先に▲61飛成とする手順)が、ちゃんと読み切れていないにもかかわらず「この図を選んでしまった」のが敗因ですかねー。

勝つまでは時間がかかっても「丁寧に攻め駒を補充する手段を考えるべき」だった(もしくは、▲93金からの筋に気付けよ!!)かなあー、という結論で本局の検討を終えたいと思います。

このシリーズでは「反省」ばかりしている感じですが、コレをご覧になっている皆様には、コノようなことがなき様、お祈り申し上げます。ではまた。

(詰み筋には、かなり省略している順があります。▲61飛成△同銀▲82銀成からでも詰んだり、など)

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