渡航前最後の投稿～いってきます宣言～

引っ越し手続きやら留学準備やらでてんやわんやしていたら、いつの間にか渡航3日前になっていた。
私自身はというと、やることや買うものが減らなくてイライラしたり（自分が悪い）、原因不明の微熱を出したりしているが、それ以外はおおむね元気である。
さて、このまま初めの投稿だけで渡航日当日になるのも味気ないので、今回は留学中にやりたいことを書き記すことにする。選手宣誓みたいなものだと思って読んでいただきたい。

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その一、クウェートで日本語をプチ流行させる
せっかくなので現地人とのつながりを作りたい、と思った結果がこれである。
一見飛躍しているように聞こえるが、ちょっと説明させていただきたい。
まず、日本語を流行らせるとなると現地に相当なネットワークが必要になる。さらに、相手に日本語を知ってもらうためには「こいつもアラビア語頑張って話していることだし、少しくらい日本語も覚えてやるか…」と思わせなければいけない。つまりこの目標は、たくさんのクウェート人仲良くなり、かつ彼らとアラビア語で問題なく会話できるようにならないと達成できないのである。そう考えると、私自身の語学習得にもつながるし、とても理にかなった目標だといえるのではないだろうか。
何より、私が日本に帰ってきた後も現地で日本語で「やばい」とか「かわいい」とか使われていたらめちゃくちゃ面白くないですか。

その二、寮の料理長になる
現地のローカルフードを食べ尽くすというのは大前提として、それだけではつまらないので作るほうにも挑戦してみたい。
幸い寮にはシェアキッチンがあるという情報を手に入れている。現地の食材や調味料をいろいろ試してみて、ルームメイトにふるまったりすることで自分の料理スキルを高めたい。
一年後には自分の中の得意メニュー欄に中東料理を追加できていればと思う（ちなみに現時点での得意料理はたまごやきです）。
さらに欲を言えば、私が滞在する寮は国際寮なので、世界中の人たちの「家庭の味」を聞いて回りたい。実際に作ってもらって食べることができたら最高。

その三、アラビア語の本を一冊読破する
娯楽が少ないクウェート（byお世話になったアラビア語教授）だからこそやりたいこと第一弾。日本の知人にもらったアラビア語の本（教材とかではなく、アラビア語ネイティブの人が読むような一般的な書物）が二冊あるので、少なくともどちらか一冊は通して読めるようになりたい。

その四、積ん読していた本（和文）を読む
娯楽が少ないクウェート（byお世話になったアラビア語教授）だからこそやりたいこと第二弾。買ったはいいものの一度も開いていない本、教授におすすめされてメモだけ取ってある本など、積ん読が100冊をこえているので、そろそろ消費していきたいと思っていたところだった。どうせ女子寮は門限が早いので、夜は優雅に読書にふけろうと思う。
だらだらネットサーフィンはたまにしかしない！

その五、筋肉をつける
とにかく病気などせず無事に帰ってこれるように、そしてアラブ世界でのグルメライフと引き換えに今の標準体重＆標準体型の自分を失ってしまわないように、運動を定期的に行いたい。
日本ではインドア派で家でもストレッチくらいしかしない私だが、クウェートはジムが結構充実していると聞いたので、それを利用して健康的な体型を維持しようと思う。
さらば、私のぷよぷよなお腹。

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一から五まで、思いつくままに書いてみた。
中には「クウェートに行ってまですることか…？」というものもあるが、そう、それがまさに私の心意気である。つまり、日本じゃないからといって変に気張らず、日本にいるときと同じような空気感で生活したいのだ。朝起きて、学校に行き、買い物をして、帰って夜の時間をゆっくり過ごす。カルチャーショックを受けたり、勉強がうまくいかず落ち込むこともあると思うが、それも含め、現地での「日常」を楽しみたい。
これが、留学直前の私の思いである。

今日は駐日クウェート大使館に訪問し、ビザを受け取ってきた（先頭の写真は大使館でいただいたお土産。ストラップがメイドインチャイナなのおもろい）。
大使館の方のアラビア語は1~2割ほどしか理解できなかったが、一年後にはこれが聞けるようになっているのだと思うと俄然やる気が湧いてくる。
ということで、気をつけていってきます。

（タイトルはちょっと韻を踏みました）