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きっと ドアの向こうに 待っているから。


こんにちは。noteさん。

始まったばかりの春色の世界は、もう衣替えをしようと準備しています。
少しだけ緩んだ陽気に流されて、まだまだって忘れてしまうところでした。


今日は日取りが悪いから、って、
うちで大人しくしている、って、
決めていた、はずだったけれど。

心地いい、日和が誘うから、
進まない、気が、進んで、しまって、
お出掛けする。ことにしました。


閉館の間際に駆け込んだ、
ずっと気になっていた、展覧会。

入り口へと向かう肩ごしに、
現れた影が近づいてきて。


「今から、行くんですか?」


道を聞かれることも、よくありがち、なものだから、
一緒に行きましょう、の返事を用意して、
隠れたままの表情で、微笑んで応えました。


「今日までのチケット、差し上げますよ。」


まさかのお話に、舞い上がってしまって、
少ない言葉の、やり取りのあとで、
困っているなら、WIN-winに、って、
ささやかな気持ちと、交換しました。


アンラッキーデイに、ラッキーで。


良き日に何もなかった、よりも、
うれしさ2倍、になりました。


向かう途中で、ヒヤリとして、
やっぱりそうか、なんて思ったりしていて。


それでも、
落ち着いて、避けられた先に、
待っていた、あたらしい時間は、
とても素敵で、楽しいのでした。


考えている、ってだけでは、出逢えないもの、があって、
歩き出してみなければ、見ることができない景色、もあるから。


立ち止まっている、場所から、
踏み出してみても、いいのです。


だって、
この、瞬間、は、
今、しかない、のだから。


追伸。
あの頃からの、止まっていた世界は、
いま、動きだそうとしています。
新しいあなた、と一緒に。


 最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。。