栃木でのハウス栽培開始!

こんにちは、アグリイノベーション大学校(以下、AIC)埼玉農場に通っている石毛です!
梅雨が明けて暑い日々が続いていますね、、農作業する人にとってはキツい季節がやってきましたね!皆さんお元気でしょうか?
私は、AIC埼玉農場に昨年10月に入学しました。10月から冬の間は、埼玉農場の先輩方のお手伝いをしながら農業の基礎について学び!グループ区画での栽培を試み!農業の冬の厳しさを体感し!

そんな中、「自分の畑を持ちたい」という思いが募っていき、縁があって栃木での栽培を始めることになりました。

今回はそのお話をしたいと思います!

目次
1.   Opportunity comes around 〜放置ハウスの再生!〜

2.  Preparation is essential to agriculture 〜ハウスの張り替えは大変!~
3.  Try in different way ~水耕栽培で小松菜の栽培に再トライ!~


1.   Opportunity 〜放置ハウスの再生!〜

埼玉農場で学んでいるうちに、自分で栽培計画を立てて、自分の畑を管理したい!と思っていました。ただ、自分の家(東京都内)の庭では、プランター栽培が限界だし...。

そんな時、幸運なことに、夫の実家にあるハウスを使わせてもらえることに!

夫の実家は、米農家、トマト農家です。トマトハウスとして昔使っていたが、ここ6〜7年くらい使ってないハウスが2棟あったんです。場所は、佐野ラーメンで知られる、栃木県佐野市。ただ、当時使っていたトマトを栽培するためのベッドやロックウールが置かれたままになっていたので、ロックウールにも地面にも雑草生え放題のすごい状況です。

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こ、これは...。まずお片付けから!ということで、去年の年の暮れ、12月ぐらいから栃木に通って、ハウスの掃除、再生作業をすることになったのです...!


2.  Hard work pays off !〜ハウスの張り替えは大変!~

ハウス内では、

・昔使っていたロックウール(よく分からない草やコケが生えていて重い)、ベッド(スチロール)、ベッドに被せていたシートの撤去

・ハウス内に荒れ放題の雑草刈り(というか引っこ抜き。これがチクチクするトゲがついた草が生えていて、服に付いたりすると痛いから厄介!)
・スチロールのお掃除→セッティング、シートひき直し、新しいロックウールを倉庫から引っ張り出してセッティング

・除草剤の散布

ハウス外では、
・ビニールシート剥がし 

・ビニールシート張り直し

・シートをロールアップして空気入れ替えできるように改良

と沢山の工程が...!!この他にもハウスのドアを作ったり、灌水用のホースを引っ張ったり等...(このあたりの作業はお義父様がほとんどやってくれた)


埼玉農場でもハウスの準備は部分的に(張り替え作業だけ)手伝ったことはありました。そういえば、あの時は10人以上の人手だったから作業はあっという間だったのか..
今回は3〜4人での作業です。ペットボトルをシートに括り付けて投げて反対側から引っ張ったり、脚立にのぼってのビニールシート引っ張り作業は楽しかったですが、3人で行うには大変でした(笑)

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あと、ビニールシートは鉄骨にハリガネを使って固定するんですが、この作業やっていると段々と指が痛くなってきて。腕をあげているのも辛くなってくる。

この時に思いました、農業は、1人じゃできないものなんだ!と。そして、田植えや収穫作業、ハウス張り替えなど、人手がいる時に援農ボランティアやアルバイトが募集される理由がよく分かる!

そして、農業は、植え付けや種まき、お手入れなどの栽培イメージがあるけど、前段階での施設や圃場の準備をしている時間がけっこうあるんだ!、と!!

3.  Try in different way ~水耕栽培で小松菜の栽培に再トライ!~

栃木へ3回の渡航を経て、今年の1月にはハウスが完成しました!

もちろん、私と夫が東京にいる間も少しずつお義父さんが並行して工事を進めてくれていました。感謝しかありません...!

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今回使ったハウス外側のビニールシートのフィルムの耐久性は6-7年くらいみたいです。次回、張り替え作業がある時には、援農お願いしたいです。(*゚∀゚*)

中はこんな感じ ( 床のシートの張り替えまでは出来てないよ〜)

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さあ水を入れるぞ!猫も気になっている様子🐈

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埼玉農場の厳しい風と気温に耐えられず、最終的にはアリの巣と化したグループ区画の畑を覚えていますか?私は小松菜がどうしても作りたかったので、ここでのハウスを使ってリベンジしました!露地栽培と水耕栽培では環境が大きく異なる訳ではありますが、、無事にわっさわさ収穫できました🥬

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他にもハウスを使って沢山の作物にトライし、失敗もありました!その話は次回以降のお話として!読んでくださってありがとうございました。


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