断熱保冷、それは文明。

暑い日が続く。本当に冗談ではない。俺は今、来る8月11日のコミックマーケット94に向け、原稿を作成中だ。しかし暑い。冗談ではない。クーラーをつけ、寒くて消す。最近、設定温度を上げられるようになり、ちょっぴり大人さ。

といった感じで気晴らしにnoteでも書くかと思ったが、冷静に考えるとそんなことをしている場合ではないし、もう書いてしまっている。あーあ。じゃあ、かけるところまで書こう。

注):本記事は8月7日ごろ作成したらしい記事を下書きから発掘のうえ、後日追記したものになっております。

今年の猛暑、本当にTwitterとかでも注意!注意!と言っているが、日向に出れば問題ない、と思いきや家まで歩いて帰ってきたときの汗がヤバイ。俺はとにかく汗をかく。本当にかく。なんなら真冬でもラーメン食えばバスケ漫画みたいな汗が出る。

当然、そうなると必要になるのは水分、そしてMINERARUとなる。ミネラル麦茶かDAKARAのやさしい麦茶だかのボトルに「※本商品の「ミネラル」とは、塩分のことです。」と書いてあって悲しくなった。

俺はTwitterとかで擦れているので、「ああまた、なんかクソみたいなクレームがあったり、何らかの化学側の敗北があったことにより、こういった悲しい注釈が……」とか考えたが、ここまでなんか別のソースを参照したわけでなく、ボトルに書いてあった一文から導き出した妄想であることに気付くまで、何日かかった。おそらく暑いせいだと思う。

まあ、麦茶のミネラルの話はいい。とにかく、俺は水分、液体をガバガバ飲む。炭酸とか特に飲む。だから太る。まあ太る話も、今はいい。で、この季節、やっぱり冷たい飲み物が飲みたい!というのが人情で、氷をドカドカ入れて飲み物を飲む。

そうしていつしか気付く。夏場、氷解けるの、はやい。俺を含め人類の脳も若干解け気味だとは思っていたが、氷とて例外ではない。自然の法則……脅威……すべての存在へ平等に……しかし、自然の驚異に立ち向かうのは、いつだって人類の持つフロンティアスピリッツ、叡智の力だ。

──断熱タンブラー──

これが俺のSOLUTIONだった。amazonで1500円したかしないかの買い物。正直、クソデカい自分用のコップがほしくて、カラーバリエーションのうちの「SASHIMI 色」という表記にあまりにひかれて買ったので、別に断熱機能は、「そりゃ、あるだろう」程度に考えていたが、これが強かった。

氷があんま解けない。そもそも、液体のヌルくなり方がゆるやか。

あと、意外な良さがもう一つあり、「汗をかかない」という点がある。俺の話ではない。俺は汗をかく。今も。ここでいう汗とは、キンキンに冷えた容器を部屋に置いておくと表面に水滴(空気中の水蒸気が冷やされて液体に戻ったもの)が付着する現象のことを言う。これがむしろ、一番強いといっても過言ではないと思う。

俺は今までも、冷えた飲み物を部屋においては、周囲をビチャビチャにしていたが、上記のように非常にシンプルな科学的現象のため、あんまり不平を言わずに「これで部屋の湿度が下がったか!?」くらいに前向きに考えていたが、無理していたことが分かった。

ビチャビチャっていやだよな。飲み物こぼしてるわけでもねえのに表面がうっすら湿りはじめ、飲み物は空気に熱を奪われぬるくなり、本当にいいことがない。

思うに、文明の役割というのは「境界を引くこと」なんだと思う。自然現象をコントロールする力は現状ないので、現象を良く調べて、大丈夫なラインとか、そういうのを決める。ここでいうと、暑いのはまあ仕方ない、だけど飲み物は冷たい形である程度の密閉を保ち、いい感じにコントロール下に置くということだ。

まあ、ここは確かなんかの本の受け売りなので、あまりまじめに受け取らないでほしい。ちょっと締めでいいことが言いたくなった。

とにかく、意外といい。タンブラー。今も使ってる。

それはそれとして

原稿はネームが出来て、漫画もゴリゴリ作ってる。土日で1ページ1.5時間くらいでペン入れと仕上げ(色塗り)が出来たのが本当にやばく、本文がほぼ終わったおかげで、ほぼ終わった気でいる。全然終わってはいない。あと表紙とか丸々残ってる。なんか本文とかをカッコいい感じコラすればまあ、いいだろうくらいに考えている。

注):結局、実際にはコラ作戦はうまくいかず、イベント当日の明け方に泣きながら表紙のイラストを描きました。よかったと思います。(そうすか)

それはそれとして、今回の原稿は山下達郎の曲がなかったら本当にやばかった。別に大きなターニングポイントになったとか、内容にかかわったとかそういうのでは全くないのだが、聞くといい気分になって原稿がハチャメチャに進んだので、本当に感謝している。俺は免許を持っていない方の人間なので、ドライブは基本乗せてもらう専だが、これかけたくなる気持ちはスゴイ分かる。さわやか……。OPUS(ベスト盤)のDisc1ばっかり聞いてる。不朽。

実は本のタイトルも決まっていないので、本当に決まらなかったら「SOLID SLIDER」とかにしようかなと思いつつ、あまりにあまりにだなあと思いつつ。告知打たなきゃなあ。

なんとか本はできそうだなあ。ああ、1週間早くできていれば入稿、オンデマンド、カラー表紙……まあ、無理だな。「締め切りまでにできたところまでがお前のすべて」っていつかの冬、卒論の担当教授に言われたことを思い出す。

4時だなあ。平日なのになあ。告知打たなきゃなあ。


注):ここで記事が途切れていた。特に追加せず、この記事はここでおしまいとする。
注):ヘッダーに使わせていただいた写真は牡蠣の写真なんですが、何度見てもウズラの群れに見えるので、ちょっと面白くて使わせていただきました。
注):遅ればせながら、C94のスペースに来て下さった方々、ありがとうございました。好評を博し、本はそんなに手元に残っていない状態なので、電子版をnoteで売れないかな、とか考えています。

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