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ちょっと重めのお話し

この数年くらいかな。
自分の周りの友人、知人、そのご家族など、わりと身近な人で、心を病ませてしまう人がとても多い。
いわゆる鬱病とか。更年期と言っている人もいる。
そして何人かの人は本当に悲しい結末を迎えてしまっている。

無理解なおせっかいや無責任に首を突っ込むようなことはしたくないし、できないし、すべきではない。と、わかっている。正直に言えば、他者を救うことなど無理だし、救いたいと考えるのはエゴでしかない。でも、知っているのに知らないふりをするのもどうかと思ってしまう。

少しだけでも心を軽くするお手伝いをするように寄り添えたらと思っているけれど、では、実際、どれくらいの頻度でどんな言葉をかけたら良いのだろうか?など、自分は具体的にどんなアクションをとるべきかとても慎重に考えてしまう。

それにしても、病む人が多過ぎはしないだろうか?
40代を過ぎると、やはり人生の煌きよりも重さや暗さが勝ってしまうようになってくるし、時代のせいという部分も多分にあるとは思うのだけど…  

私の30年来の友人も亡くなった。
最後に会ったのはコロナ禍の直前だった。
彼は人生を謳歌しているように見えていたし、繊細な部分はあったけれど、真っ直ぐでおおらかで優しい人だった。
だから、なぜ?が、頭から消えないし、自分でも昇華しきれていない。
残されたご家族はどれほどの悲しみと苦しみなのかを想像すると、胸が痛い。

そして、自分自身も、ある日突然、心が壊れてしまうことがないとは言い切れない。とてもこわいなとも思う。








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