詩 24

滔滔と流れていく日常

朝方
吐き出しかけた言葉を
夜にはひとり
弔っている

窓を開ければ
呑気な日差しが差し込んできて
一瞬、混乱してしまう

先の見えないトンネルに
行き場を無くした怒りが
満ちていく

退屈は感覚を麻痺させる

皆同じ顔をして
その怒りが
もう誰に向けられているのかもわからないまま
文字を打つ手は滑り出し
止められない

ゆっくりと閉じていく世界

青い空は、いつまでも青く

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