美容師の売り上げの上げ方書いてみる

意外と知りたい人多くてビックリ( ゚Д゚)!!

インスタで商品が売れないって質問にちょっとだけ答えたんだけど、この手の質問てあんま必要無いかと思ってたのに意外に反響あって結構ビックリ!
個人的にも売り上げとかの話するインストラクター、講師、有名人てあまり好きじゃないんだよね。てか、嫌いww an-biは自分的には技術系専門だと思ってるし(リアルに知ってる子達にはアドバイスするけど)。 なんで話す気もなかったんだけど、欲してる人達多いみたいんで書いてみるよ。

デビューから70万まで

まずデビューしてから70万までが一つの壁かな~。デビューするとやっと長い期間かけてスタイリストに成れて、御客様を自分で全て出来る事でテンション上がっちゃって売り上げ作る事からちょっと離れちゃったりするから、70万まで意外と時間かかる人が多い。残念な事に70いかなくて沈んじゃう人もいるしね。
んで本題。70万上げるのに必要な事。上の人からあ~してこ~してって色々と言われたり、サロンでスタイリストになったらやる事みたいなのもあると思うんだけど、実は、これを出来るだけ忠実に守るのが一番早い!そう、個人てよりサロン毎に違うって事だね。ここまでは「自分に合ったやり方」てのは無いと思った方がいい。ここまでに個性出そうとすると失敗する確率がグッと高くなる。御客様はやっぱり上の人達が作り上げてきたブランド、内容、雰囲気、イメージなんかで来られてる事が殆ど。そこによく分からないデビューしたての人の考え出されてもズレてる場合が多い。変に丁寧に、早く、今風にとやっても通用しないんだよね。だから、上の人達に言われた事を忠実に全ての御客様に実行するのが一番早いよ。

70万から100万まで

この30万が意外に厄介。指示を実行して70万いってもここで行き詰る。ここから必要なのはプロデュース能力。御客様、自分自身、自分の仕事内容、全てのプロデュース能力。しかも御客様に理解しやすい方がいい。ぶっちゃけずっと続けられるなら実際の自分と違うキャラ設定でも構わない。理解出来ない変に拘った事やっても期間が長くかかるだけで効率が非常に悪い。余程の覚悟がない限り分かりやすい方がいい。御客様にに対しては、リクエストだけ聞いてるんじゃなくて、提案。しかも一貫性のあるものが必要。前に話した事と違ったりするのは致命的。だからカルテの書き方も工夫しないとダメ。今は殆どのサロンでカルテは電子化されてるから色々工夫して効果の出せる作り方をしてサロンワークで活用しようね。特に御客様の趣向、ライフスタイル、価値観なんかは絶対に抑えてそこら辺をヘアデザインに反映させる。ここで変に攻めるのも厳禁。それをやるにはまだ経験が浅過ぎるから止めた方がいい。そして大多数の人が好む要素をプラスし続けるのも大事だね。ここからは出来れば集客サイトより紹介してもらった新しい御客様を増やした方がいい。自分の仕事の内容を理解している御客様から、自分の仕事を他の人に伝えてもらって、体験してないだけで自分の仕事内容を理解している人を御客様にしていくって事だね。自分の事を全く知らない人を御客様にするよりも効率がいい。

100万から150万

150万上げるのに絶対に必要なモノ。「アシスタント」。物理的にアシスタントの力がないとここからは無理。つまり自分の教育能力が必要になる。サロンで一括で教育やってる所もあるけど、自分に付いたアシスタントは自分の仕事をアシストしいてもらわないといけないから、御客様同様に自分の事を理解してもらわないといけない。技術レベルも自分と同等になる様に教えないと、アシスタントが自分の御客様に嫌われると著しく効率も下がるし、アシスタントがネックで最悪失客する場合もある。なので、アシスタントにかかわる時間と労力をかなり作る必要がある。技術だけじゃなく提案やアドバイスも自分がやる様にアシスタントがやってくれないと逆に売り上げが下がったりする。この辺の売り上げは自分とアシスタント合わせると赤字になってる場合が多い。サロンて一人あたりの売り上げが70万~80万必要なんでこのラインは早く抜け出す必要もあるので、ここから先の売り上げの為にもアシスタントとの関係はかなり大事。ここからが俗にいう「売れてる人」って感じだね。今はここまで届くスタイリストがかなり少ない。つまりそれだけ自分の事は考えられても、他人、アシスタントの教育に時間と労力を割く人が少ないとも言えるね。

150万~200万

ここから必要になってくるもの。「個性」。そう。ここから他の美容師と違う個性が絶対に必要になる。ここより前のラインで個性を出そうとすると売り上げは下がる。ここからが本当に個性の勝負。しかも色々な個性が必要になる。人間性、技術力、この辺は特にね。技術に関しても基礎力、応用力、情報力かなり多彩に必要になる。必要であれば技術の勉強し直しもアリだね。an-biも仕事を請け負う時はこの辺のラインを目標ラインに設定する事が多い。自分の携わっている御客様が自身のコミュニティーの中で最も注目をあびるヘアデザインを常に造り続ける必要がある。常にって事は「いくつになっても」が含まれる。ここからはかなり幅広い年齢層を御客様を持たないと現実的に無理。「若い人やりたい」「おしゃれな人をやりたい」なんて思ってる人は上げられない。あと複数のアシスタントが必要になるし、複数のアシスタントの中に「スーパーアシスタント」が必要になる。自分、スタイリストにかなり近いレベルで仕事をこなせるアシスタントだね。実際にはスーパーアシスタントが自分の仕事の60%を請け負ってくれないと物理的にこのラインは上がらない。まだレベルの低いアシスタントの教育なんかもしてもらわないといけないし、サロンワークでも仕事の割り振りなんかもスーパーアシスタントの仕事だ。an-biはこのラインでも技術力がかなり大きなファクターを占めると思ってるので勉強し直しは是非やってもらいたい。偏った技術ではこの辺のラインは難しいからね。

さてどうだった?想像と違った?ま、勿論細かい事は個々で違うんだけどね。アシスタントの教育が甘くて上がらないサロンも多いみたいね。最近は美容界全体の技術力がかなり下がっているので売れるスタイリストが少ないともいえる。業界全体の流れだとしょうがないとも思うけど、自分がこの世界でやってくなら、できるだけ「上手く」やったほうがいいよね。でも「上手く」てのがただの効率優先と誤魔化しは止めた方いい。

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