いろんな考え方はお守りになる

今の気持ちを忘れたくないなって久しぶりに思ったので少しずつ書いていきたい。
(などと言っていたら下書きに保存していたことも忘れて約半年が過ぎていたよ…8/24に書き始めた記事なので少し昔の話になってしまいます。)

この1年間密かに参加していた、くるまざ大学という講座が最終回を迎えた。

わたしはこのくるまざ大学で、今まで生きてきた価値観とは異なる価値観に触れて、正直、自分の芯が揺らぐような不安とか辛さを味わいながら参加していた。

今まで、親の敷いたレールの上を歩いていたし、進学にしろ就職にしろ最終決定を自分でしてこなかった。

好きなことで暮らすことのできる人がいることは知っていたけれど、そんな人はひと握りで自分とは関係のない世界だと思っていた。

お金がたくさんあることは安心で素晴らしいことだし、あればあるだけいいよねって思ってきた。

でも、くるまざ大学に参加しているメンバーは私の考えとはだいぶ違っていて、誰も否定なんてしていないのに勝手に自分を否定されているような気持ちになっていた。
(これは、他人からの評価を自分の価値だと思っていたからだと思うし、その空間で求められている言動をすることに安心する人生だったからだと思う。メンバーはみんな本当に優しかった。)

そんな気持ちから辛くてサボってしまうことはあったけれど、1年前の自分の考えとの変化を考えると、くるまざ大学はわたしにとって意味のあることだったなと今なら思える。

まずひとつに、自分の人生の決定権は自分にある、自分で決定した道を責任を持って生きていきたいと思えるようになった。
自分が決めたわけじゃないからと言い訳をして頑張りきれないのに、辞める勇気もなく続けていた仕事も辞める決断ができた。
わたしにとってこれは本当に大きな変化！

そして、好きなことで暮らすという選択肢を増やすことができた。(好きなことで暮らす方を選んだとは言ってない笑。選択肢が増えること自体が幸せなことなので。)

最後に、お金に囚われていると際限がないし上には上がいるから比べてしまって一生満足できないことに気づけた。
お金から一度離れることで、自分のしたい暮らしというものと初めて正面から向き合えるんじゃないかと思う。
今の時代、生きていくのにはやっぱりお金は必要なので、そんな思いから自分の中でのお金への比重が大きくなり過ぎていた。

他にも、前向きにいろんな物事を捉えられるようになったり、今でも頼れる仲間が増えたり、色々いいことはあったんだけど、書くのが大変なのでこのくらいで…。

こんな具合に考え方が変わってずいぶんと生きやすくなったし、1年前の自分よりも今の自分の方がうーーーーんと好きになった。

少し前の記事で大丈夫になりたいってことを言っていたけれど、いろんな考え方を知ることで、わたし少しずつ大丈夫になれてきているのかもしれない。

大丈夫だよって自分に言ってあげられるような考え方のお守りをこれからも少しずつ増やしてあげたいな。