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「移動する時間」をつくること。


ひさしぶりに「通勤時間」ができました。

これまでは、自宅でPCを開いた瞬間に仕事がはじまり、取材先や商店街を訪れる以外は必要があれば京都市内のシェアオフィスに行くという日々だったので、「1時間以上の移動は、やっぱりいいもんだなぁ」なんてのん気なことを思っています。


高校は電車と自転車で1時間、大学は2時間かけて通っていたので、どちらかと言うと移動は苦にならないほうなのかもしれません。

とはいえ、満員電車は心地の良いものではないし、毎日長時間移動するのは大変ですけどね。


この4月から仕事の環境が少し変わり、月に数回こうして必ず移動 “しなければならない” 時間ができたわけですが、今はなんだか少しワクワクしています。


わたしにとっての「移動時間」は、思考を整理する時間。移動していると、そのほかのことがあまりできないですしね。

「そういえば、さっき聞いたあれってどういうことだろう」「どういう仕掛けがあったら、この状況はより良くなるだろう」

そんな風に、その日あったことを振り返ったり、ブレストしたり。

もやもやすることや悲しいことがあったら、なぜそう思うのか、どうすれば解消できるのかを組み立てて少しずつ感情を落ち着かせていきます。

あとは地元に着いたときに空を見上げると、大抵のことはどうでもよくなるんですよね(笑)。オレンジと水色のグラデーションの夕日やきれいな星空が出迎えてくれるので。


もしかしたら、移動時間にどんなことを考えようかを考えることにワクワクしているのかもしれません。大学時代はずっと、その時間にブログを書いていたのでまたこうして隙間に書くことを再開するのも良いなぁと。

積ん読になった本を読むのも、スマホで読める記事を片っ端から読むのもいいなぁ。座れたら寝ちゃうかもですが(笑)。


電車に限らず、歩くのも自転車も飛行機も。移動は少しだけ、普段の暮らしを豊かにする要素がまざっている気がしています。日常と非日常の間みたいな感じでしょうか。


働きはじめて3年目。

これまで小さく取り組んできたことが少しずつつながって、もう少しでカタチづくれそうになってきて。

新しく仲間に入れてもらった環境で、少しずつ幅を広げていきたいと思います。


まだまだだけど、あの頃よりは進んでいると思うから。もう少しいまの場所で頑張りたいな。

今は絶対に焦らないこと、と自分に言い聞かせて今日のところは終わります。


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