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わたしにできるマチオモイ


「簡単に見ることのできない魅力」を探していきたい。


いつも、マチ歩きをしながらそんなことを考えています。

ガイドブックに載っていないようなところにも、きっと良さがある。


その地域の空気感、街並み、目に映る景色に溶け込んでみたくて。

そんな風に海外を歩き回るようになってから、同じように日本中も歩きたくなりました。


どんなマチにもそこには必ず誰かの「暮らし」があります。

そんな当たり前のようなことを発見したくて。


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ところでみなさんは、「わたしのマチオモイ帖」というものをご存知でしょうか?

私たちは今、家族や友だち、地域とのつながりなど、自分を育んできた大切なものをあらためて見つめ直しています。それは3.11の震災をきっかけに、日本に暮らすひとりひとりの心の中に生まれた素直な気持ちです。(ホームページより)


クリエイターさんが思い思いのマチを1つの冊子にしていきます。

わたしは、今回京都の展示会でお手伝いをさせてもらっていました。


訪れる方、作られた方、いろんな方々の想いが目の前で交差していく瞬間。

とても素敵な空間でした。


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わたしには冊子にするスキルはないけれど、文章だったら書けるかもしれない。

ずっとやってみたかった「友達の地元を訪れる」記事。


どこか面白いところ、ないですか?とTwitterで聞いてみると大阪の寝屋川出身の友達が返事をくれました。


初めて訪れる場所を記事にする。

まだまだヒヨッコのわたしには難しいことでもありました。


洗練された文章はまだまだ書けないけれど、「わたしが書いた記事」を通して少しでも魅力を伝えられれば、なんておこがましくも。


それでも記事が出来た時の、友達の反応が忘れられません。

自分の好きな「地元」が記事になった!と、とても喜んでくれたんです。

「何もないところやのに」と。

【大阪・萱島】樹齢700年、駅のホームを貫く巨大なクスノキ


内側から感じる魅力と外側から感じる魅力は必ずしも同じとは限りません。

だからおもしろいんですよね。

もっといろんな地域を訪れてみたくて。


それから、教えてほしいです。


「あなたの住むマチ」のことを。
「あなたが育ったマチ」のことを。


ひととこにはずっと居られないけれど、これがわたしにできる「マチオモイ」


どこかの暮らしに触れてみたい、そんなわたしがいるのと同じように、どこかの誰かも同じなのでは?という仮説の元、

訪日外国人向けのメディアMATCHAで記事を書かせていただいています。


「何もないところ」だけど「何となく好き」という想いに触れていたくて。

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