0722 変わらないために変わったこと

週末、10年以上の付き合いになる友人と彼と3人でご飯に行った。本当はなんとなく元気がないのを知っていたから、話を聞こうと思っていたけれど少しの間話していて、まだ話す段階じゃないんだろうな〜と感じとって「付き合い始めたんだよね」とぶっ込んだら「今じゃなくない!?」と言われて、ええ〜〜〜〜となった(それはそう)。


共通の友人と3人でやっているグループラインに「これから個別で私のおつきあいについて質問が来るだろうけれど、返信をこっちに送ってほしい」と投げたら、本当にやりとりがグループラインに届いた。その中には、友人が私たちを見て書いた約400字の短いブログが含まれている。

「安全に手に入れたれたものなんて、安全に損切りできんのよ。」


そう。私はそもそも「変わりたくない」という希望を持っていた。変わらずみんなといるために、もし変わってしまった時ひとりで寂しくないように、安全圏の中で変容していく覚悟を決めたところだったから、変わりたいという提案に驚きとショックと、傷つけてしまったかもという後悔が生まれたのだけれど、どうなっていくんだろうと思いながら季節を跨いだ。変わらず仲良くお出かけをしてビールを飲んでいることにホッとした。

ということは、彼の思いやりあってのことと、茶化さずいてくれる周りのおかげだと、ちゃんと忘れずに感謝していようと帰りの新幹線で思ったのだという話。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?