0820 推しが健康だけじゃ世界は回らない

先日幕開けした舞台で、さっそくお相手役の体調不良により中止が決定した。開演45分前のことだった。待機列では泣き崩れている人もいたという。そりゃあそうだ。返してくれ、15000円のチケット台と新幹線や飛行機代金とホテル代金とネイルや美容室や洋服にかかったお金たちを。お盆明けに無理やり頭下げてもぎ取った休みを。(イベント保険は入っていた方がいいとつくづく思う。)

仕方のないことだとわかっている。ダブルキャストにできるほど予算もないだろうし、体調なんて突然悪くなるものだし。けれど、大事な局面で体調を崩しがちな推しだからこそ、何年もかけてメンタルとフィジカルを調整してここまでやってきているのを知っているから私たちはついていっている。ただ、それが共演者全員をカバーできないのだという事実を再認識した。こういう時、私は無性にオタクは無力だなと思う。私たちは消費しているようでいて、ただ与えられているものに飛びつくしかできないのだと知る。


==


体が重くて少し遅めに起きた。祖母が体操番組と一緒に腕を振り回しているのを横目に自分の朝食と祖母の昼食を作る。失敗した。

昼前のバスに乗って駅前のホテルラウンジへ。、コワーキングとして開放している割に知られておらずフロントマンの領収書には「コワキング代として」と記載されていた。ムシキングの新種みたい。持ち込みができるし、静かでいい。

乾燥で鼻の奥にボスがいる。自分の誕生日プレゼントは今年こそポータブルの鼻水吸引機にするぞと思っている。


暑くて祖母が生協さんに行きたくないとゴネる。買うものをメモして帰りにスーパーで買い出しをした。帰ったら気持ちが変わって生協さんに行った祖母が全く同じ物物を冷蔵庫に詰めていた。たまご豆腐もマイラップも食パンもビールも全部2倍。携帯を使ってくれ……

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?