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4文小説 Vol.13

Arthur Numan

ようやくスマホに切り替え1年以上経っても、母の連絡手段は相変わらずショートメールだ。

職場にいる時間帯はめったに無い知らせに、緊張が走った。

「もう96歳やし」「遅かれ早かれ、やから」。

母との会話は、つい互いを言い聞かせるような言葉ばかりになる。

―祖母の入院

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