【シリーズ:入管の数字マジック?】Vol.1補足

Vol.1の記事をご覧いただいた方、ありがとうございます!

下記の部分でご紹介した、稲葉剛さんのURLは、プラットホームの論座の終了の関係で将来消えてしまうこと、途中からは有料会員のみ確認のできる記事であることのご指摘を頂きました(児玉弁護士、ありがとうございました。)
稲葉剛さんは、過去の記事をご自身のHPでおまとめになっているとのことで、そちらのURLを併記させて頂きます。

http://inabatsuyoshi.net/2021/12/28/3877



4 最後に〜モラル・パニックの正体〜

「モラル・パニック」という言葉があります。
(私はこちらの記事で知りました。https://webronza.asahi.com/national/articles/2021122700003.html?page=5
この記事の5頁目には、

「特定のグループの人々を「社会に脅威を与える存在」と見なし、多数の人々が激しい怒りや侮蔑などの負の感情をぶつける現象は、「モラル・パニック」と呼ばれている。「モラル・パニック」において、攻撃の対象となるグループには「不法」、「犯罪」、「逸脱」といったレッテルが貼られる傾向がある。」

2021年12月28日論座 稲葉剛
『入管庁はまだこんな使い古された手口を使うのか~「排除ありき」の政策押し通す印象操作
2022年は「モラル・パニック」の扇動に警戒を―人権がこれ以上侵害されぬように』

と定義が書かれています。
「逮捕された仮放免者がいる。」
「殺人未遂を犯した仮放免者がいる。」
でもそれは、「仮放免者だから、犯罪を犯した」と一般化できるものではないはずです。
私たちは、今、一度立ち止まって、この社会の不安を俯瞰して見る時なのではないでしょうか。


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