見出し画像

仕切ってつくる「あなたの」部屋。ハコデルームとは

「いつでも、どこでも、だれにでも。いますぐ使える、ファスト・プロダクツ。」をコンセプトに誕生した「hacodé(ハコデ)」
今回より、現在ラインアップしている4種類の商品を一つずつ詳しくご紹介していきます✨記念すべき1つ目は、仕切ってつくる「あなたの」部屋、ハコデルームです。

どんな商品?

画像1

「ハコデルーム」は、飛沫感染対策用のダンボール製間仕切りです。災害時、避難所のように人が密集しやすい空間でソーシャルディスタンス(社会的距離)を確保し、周囲の視線を遮断することで避難者のプライバシーを守ります⭕組み立ては大人2人で5分程度。不要になれば、すぐに捨てられるので便利です😊

誕生のきっかけは自治体の災害対策

2019年8月に豪雨災害に見舞われた佐賀県武雄市(防災・減災課)では、避難所の防災備蓄品について検討を重ねていました。その最中に発令された新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言を受け、万が一この状況で災害が発生した場合、避難所における「飛沫感染防止策」「プライバシー確保の対策」を取らなければ、避難を躊躇してしまう住民も出てくるのではとの懸念の声が挙がりました。

ちょうどその頃、株式会社サガシキの開発した「ハコデシリーズ」が武雄市担当者の目に留まり、「コロナ対策にも有効な防災備蓄品を開発できないか」とのご相談を受けました。こうして武雄市とサガシキの共同開発という形で誕生したのが、避難所でのソーシャルディスタンスを確保出来る「ハコデルーム」です。

画像2

武雄市とサガシキは、災害発生時における避難生活の安定を目的とした「災害時応援協定」を締結しました。これは、武雄市からの要請に応じて、サガシキが必要な物資供給を行うもの。プライベート空間の確保と感染予防対策を両立した避難所が確立したことで、避難者にとって、安心して利用できる環境が整いました。

どんな特長があるの?

ハコデルームには大きく分けて4つの特長があります。

特長①高さは180㎝
複数の人が集まる任意の空間に、高さのある「間仕切り」を設けることで、飛沫感染を防止します。

画像3

特長②プライバシーを確保
一定の高さで利用者の四方を囲うので、複数の人が集まる空間でも「プライバシー」を確保します。

画像4

特長③誰でも簡単組み立て
組み立ては2種類の接続パーツと板状の壁面パーツをつなぐだけ❗誰でも簡単に設置できます。

画像5

特長④拡張できる
いくつかのセットを組み合わせたり繋げることで、「拡張=部屋を大きく」することができます。ご家族が多い場合でも安心です👨‍👩‍👧‍👦

画像6

具体的にはどんなときに使う?

ハコデルームの代表的な利用シーンはこちらです。

・避難所

プライバシーの確保、ソーシャルディスタンスの確保、180㎝もの高い壁による飛沫感染防止が可能です。
・公的空間
多くの人が集まる施設において、体調不良を伴う人員の一時隔離や、海外渡航者の帰国隔離に役立てられます。また、介護施設では飛沫感染防止策にもなります。
・会社や工事現場などの職場
個人のスペースが確保しにくい職場での休憩室や仮眠室としても活用できます。
・学校や自宅
多動性障害をもつ児童が集中できるようなスペースとして、必要時にのみ設置することもできます。

画像7

よくある質問

Q.「ハコデルーム」には、どうやって入るのですか?
A.「ハコデルーム」には「専用のドア」があり、これを開閉して入退室します🚪

Q.「ハコデルーム」は組み立てるのに道具は必要ですか?
A.いいえ😃カッターやハサミ、テープなどは一切使用せず組み立て可能です。

Q.「ハコデルーム」は、簡単に捨てられますか?
A.はい。ダンボール素材なので、折りたたんで破棄することができます🚮

Q.「ハコデルーム」は、持ち運び可能ですか?
A.組み立て前(箱に入った状態)であれば、持ち運びは可能です✨

「商品開発魂に火がつきました」

ハコデルームについて、開発担当者はこう語ります。

2020年5月、コロナ禍において医療向けに商品開発した「紙製防護マスク」を見られた自治体(佐賀県武雄市)の防災・減災課担当者より、「避難所で使用できるダンボール製の間仕切りがないか?」と1本の電話がありました。当時はご要望にお応えできるような製品がなく、一旦はお断りしたものの、日ごろからお客様のご要望に合わせたオリジナルパッケージの企画・製作を行なっているため、「先ずはお客様の声・要望を聞いてみよう❗」と折り返しの電話をしたことから“商品開発魂”に火がつきました🔥
「コロナ禍でも災害発生時には感染を恐れず、安心して避難できる環境をつくりたい」
「誰でも簡単に組み立てることが出来るように、部材の種類・点数を極力少なく、シンプルな形状にして欲しい」

こうした要望を受け、4種・計17点の部材を“折り曲げて差込む(はめる)”だけのオリジナル形状を考案し、2試作目で採用決定となりました。
今回の商品開発においては、避難所で使用される「ダンボール製ベッド」も同時開発。開発期間はいずれも約2週間という異例の速さで、何とか雨期に入る前に商品化・納品を開始することが出来ました💯

どうやって購入するの?

現在ハコデルームは、自治体・法人向けとして販売しています。ご興味を持っていただいた自治体・法人の方々は、楽天市場店をご覧の上、株式会社Amazing Day(販売元)、または株式会社サガシキ(製造元)まで、お気軽にお問い合わせください。
営業担当者とのご相談会・個別お見積り後に正式な発注、納品となります。

次回は「ハコデデスク」です💡

ハコデルームのご紹介はいかがでしたか?次回は「ハコデデスク」の登場です、お楽しみに😀✨

🛒hacodé(ハコデ) 
楽天市場店:https://www.rakuten.ne.jp/gold/hacodeshop/
Instagram:https://www.instagram.com/amzd_hacode/
Facebook:https://www.facebook.com/AMZDhacode
Twitter:https://twitter.com/amzd_hacode

この記事が参加している募集