選び方学総論(執筆中)
005 第一選択と経験値
選び方学では、第一選択とは、「ある選択行為の過程において、選択者が具体的な選択行為に入った直後に、同様もしくは類似の過去の選択行為の経験、あるいは実際の選択行為の経験ではなくとも、その代用となるほどの、当該選択行為に関するあらゆる既得情報(他の選択者の選択行為の事例や学術理論の知識等)を参照し、一定の選択肢群(選択肢の集り)に絞り込む、その絞り込み作業のこと」と定義した。これを積極的定義とすれば、消極的定義は次の通りとなる。「ある選択行為の過程において、選択者が具体的な選択行為に入った直後に、同様もしくは類似の過去の選択行為の経験、あるいは実際の選択行為の経験ではなくとも、その代用となるほどの、当該選択行為に関するあらゆる既得情報(他の選択者の選択行為の事例や学術理論の知識等)を参照し、一定の選択肢群(選択肢の集り)を排除する、その排除作業のこと」。勿論これはある選択行為における第一選択の表裏である。表は、最終的な選択結果となる選択肢を含む選択肢群の側に、そして裏はそうでない選択肢群に側に目を向けている。
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