豊かな一日であった
実はこの3ヵ月間、ライティングの講座を受講していて、今日はその最終回だった。
文章を文章にしていく作業のうち、こうしてPCに向かってタイピングしている時間は一瞬で、実は準備のほうが8割9割を占めている。
その8割9割の考え方を通じて、ライターとしての在り方まで学ばせていただいた。
毎回「もう、頭がペコペコだよ」と言い間違えるぐらいにはヘトヘトになり、受講後は「放心状態」ならぬ「放脳状態」だ。
瞑想をしていても雑念が次から次へわいてくるぐらいだから「無になる」というのはけっこう難しいことだが、雑念すらわいてこないぐらい脳内の糖分をすべて使いきって無である。
とりあえずエネルギー補給をと、レトルトカレーとサトウのごはんをかきこんで、口のまわりについたカレーをペロッとしながらまたPCに向かっている。
しかし無なのでなにも書くことが思い浮かばない。
でも、こういう時間もありかな、と思う。
思考停止に抗わない。
なんだかいつもYouTubeを流したりラジオを流したりして、考えるともなく何かを頭に入れていないと落ち着かなさをおぼえるのだけれども、自宅でデジタルデトックスである。
「書を捨てよ町へ出よう」ならぬ「スマホを捨てよ書を読もう」だ。
窓を開けると、秋の虫の声とともに涼しい風が吹き込んでくる。
締切もまだ残っているけれども、この頭では書けやしないので、本を読んで眠たくなったら眠ろうと思います。
豊かな一日だ。
短いけれど、今日も読んでくれてありがとうございます。
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