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集団生活のルールと気持ちの限界

はじめに


こんばんは、吉田彩芽です!今回は高校を卒業してから、集団生活を4年以上経験し、その中で今までの気持ちを伝えていけたらいいなと思っています。

自分は本当に集団生活向いてるのか

高校を卒業し、社会人に入ってからある下宿に入所し、作業や支援をたくさん受けてきました。まずは作業の内容について。

代表的な作業内容


今まで主にしてきた代表的なものはペットボトルのキャップ外しです。この作業では、コカ・コーラから持ってきたペットボトル入りの袋を解いてキャップを外します。この時に必要なのがピンク色の大きい袋とバケツ2個、パイプ椅子、台、そして、大きい入れ物です。これらが用意できたら作業開始。
まずはペットボトルの入った袋を自分のところに持ってきます。次に、縛った部分を解く、あるいは袋ごと破ります。その段階を終えたらひっくり返して大きい入れ物の中に入れます。その後はキャップを反時計に回して外し片方のバケツに入れます。もう片方のバケツには残った液体を入れます。それらをすべて外したら大きい袋に本体を入れます。この作業を無くなるまで繰り返します。
他にもいろいろな作業をしてきましたが、今住んでいる施設で代表的な作業がこれとアルミ缶つぶし、ウエス作業です。

コロナ禍で変わった気持ち

ここからは、集団生活の中で受けてきた支援や必要な外出について本音も含めてお話させていただきます。
僕は、最初に述べた通り高校を卒業してすぐ入所したのでまもなく5年目になります。気持ち的な問題もありどうなるかと思いましたが、無事長く居ることができました。これは僕にとっても、支援員らにとってもありがたいことでしょう。しかし、結論から言ってしまえば僕は集団生活に向いていないと思います。
なぜかというと、まず、ルールに縛られるのが大嫌いです。特にコロナ禍になってからはそれが顕著に出ています。2019年から20年までピアノレッスンに行く際は公共交通機関を使用していました(夏期間のみ)。しかし、二年前の10月以降にオンラインレッスンになって以降はほぼ引きこもり、外出する際、通院時も支援員とほぼ一緒。そのきっかけは感染者数が多くなってしまっていること、自分の重症化リスクが高かったことからそうせざるを得なかったこともあるが、結局は僕が選択したことです。
集団のルールとして仕方がない部分もありますが、年中ずっと支援員と一緒に動くとなると、とてもありがたいことではありますが、精神的に苦しくもなります。
コロナが落ち着くまで、といつまでもこんな事をしていたら維持するべく筋力がさらに弱り、最悪の場合歩けなくなる可能性があります。僕の場合、筋肉を動かさないと普通の人より衰えのスピードが早い病気を持っています。
その事もあり、ウイルスを持ち込むことくらい施設長やサビ菅も許容してもらいたいものです。ただし、利用者の中には60歳以上で基礎疾患を持っている方もいるので、その方たちに移さないよう帰宅後は手洗い、そして、朝食時と同じように体温チェックや消毒、加えて使用済みマスクを洗う、風邪気味の場合は抗原検査、それをするだけでも少し違うと僕は思います。
それに今ではワクチンも治療薬も出来上がりつつあります。ウイルスも感染力こそあるものの死亡率が0.1%、重症化率も0.5%を切るなど毒性も弱くなってきています。
でも、確かに病床使用率は40%前後で高止まりしているため、今のところ混雑しやすい場所への外出制限は妥当です。しかし、飲食店への時短要請や対象区域の全道指定はもういりません。(すべて個人的な意見)
長くなってしまいましたが、自分が集団生活に向いてないな、と思うもう1つの理由は、必要以上の会話をしたくないという点です。これは他の人に言っても共感できないかと思いますが、一人でピアノを弾いたりブログを書いている方がなぜか落ち着きます。それもあってか僕は作業がある平日以外は基本部屋で過ごしています。他の人であれば集まって盛り上がれるはずの友達、集団、ルームメイト。それらが少しではあるがうるさく感じます。1年以上閉じこもっていると余計に感じてしまいます。ですが、自分で出してしまったピアノの騒音に比べればずっと良いです。利用者の皆さん、申し訳ありませんでした。
上記の2つの理由から一人暮らしの資金を稼ぐべくSNSやブログ、YouTube、そしてこのnoteと続々始めました。いずれはstand.FMも始めたいと思います。

住んでいる施設へのお願い

最後に住んでいる施設へのお願いです。この文章を見ていると自分勝手でわがままな人だと思われがちですが、それが本音です。現在のところ整骨院は今まで通り行っているし(一度通院控えをしているが)、2週に1度の点滴治療にも連れてってもらってるし、ピアノレッスンもオンラインではありますが講師の声を聞くことができています。2週に1度祖父母の家に帰らせてもらえたことも今思えばありがたい事ですが、実際、自分に合っているのは今の手段です。支援員の体制も当時に比べるとかなり改善されているし、これまで3回以上にわたって行われてきた危険運転もなくなりました。
しかし、僕はさらなる改善が必要だと思っています。なぜかというと支援員が8人しかいなく、危機管理がしづらい状態だからです。
危機管理ができない人には退職してもらい、支援員、介護事務のみならず看護師や運転手など合わせて最低でも15人を超える職員が必要だと思っています。
コロナ禍を機にさらなる人材募集を考えてみてはどうでしょうか?
体制が整ったら条件付きでの外出許可を頂きたいところです。仮にできなくても通所の朝送迎で病院まで送ってもらうということは可能でしょうか。向こうの事情もあるので、あと1年過ごしてダメなら環境を変えることも含め検討したいと思います。
母さん、じいちゃん、ばあちゃん、そして、お世話になった先生方、利用者、支援員。いろいろとお手伝いありがとう。せっかく自分で選んだのにこんな記事書いてしまってごめんなさい。


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