理想的なネットワークビジネスのリーダーとは?
ネットワークビジネスのリーダーの条件
軍隊なら被害を最小限に抑えつつ敵を倒し
かつ部下に信頼されるリーダーが理想的ですね。
またビジネスなら正々堂々と勝負し
目標を確実に達成するリーダーが理想です。
さて、ネットワークビジネスでは、どんなリーダーが求められるでしょうか?
例えば・・・
毎月、たくさんの集客ができる人が理想的なリーダー?
或いは・・・
何でも知っていて、替わりに手助けしてくれる人が理想的なリーダー?
あなたならどう考えますか?
戦国時代を駆け抜け大望を果たした男の考え方
私は子供の頃、太閤記が大好きで、何度も繰り返し読みました。
その豊臣秀吉と、秀吉の甥で関白に就任していた豊臣秀次の、有名な逸話があります。
当時、無刀取りが評判になっていた柳生宗矩が、秀次に謁見した時のこと。。。
その場で秀次が、無刀取りのことを柳生宗矩に質問すると
柳生は実演するため、秀次に「真剣で斬りかかってくるように」に伝えます。
そこで秀次は、実際に切りかかりましたが、柳生はその剣を素手で取り押さえました。
その技に感激した秀次は、柳生に弟子入りしたのです。
しかし、それを聞いた秀吉は、こう言い放ったそうです。
「わしは生まれてこのかた、一度たりとも自分自身で人を斬ったことはない。」
「自分ではなく、他人に人を斬らせる知恵があったから天下人になれたのだ。」
「関白の身である秀次が、素手で刀を取り押さえる術を学んでなんになる。」
「秀次はそこまでたわけだったか、その器量ではわしの跡を継ぐことなどできぬ!」
天下人として、やるべき事の優先順位を考えろ!という事ですね。
秀吉自ら武器をとって戦っていたら、間違いなく天下人にはなれなかったでしょう。
彼はそんなリスクを犯すより、秀吉配下の力で天下を取ったのです。
リーダーになったら、何でも自分がやらなければいけない!
何でも知っていなきゃいけない!
こう考える人がいるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
仮に、他人に任せられないで全部自分でやっていたら・・・
組織が大きくなるにつれ、必ず時間が足りなくなってしまうでしょう。
それでは組織が一定以上拡大することは物理的にも不可能です。
ですから、もしあなたがネットワークビジネスで成功したかったら・・・
まずあなたは、他の人の力を利用する能力を身に付けるべきです。
そしてそれがリーダーの条件でもあるのです。
リーダーには人を集めて育てる能力が不可欠
ネットワークビジネスは、集客から始まり、育成(教育)、組織の運営と続きます。
人を集めることができなくては、リーダーにはなれません。
しかし、自分だけが集客できても、組織は拡大しないのです。
集めた人たちのそれぞれが、集客できるようになって、テコの原理は働きます。
そして集客した後は、教育(集客方法のデプリケーション)が必要なのです。
そして、そのシステム化、すなわち組織の運営です。
さて、秀吉は、年上あるいは同年代の武将達を味方に付ける事が得意でした。
また、若者の才能を見出し、育てて、優れた武将に育て上げました。
これが秀吉が天下人になれた、最大の要因です。
そんな彼には、さまざまな優れた人物との出会いがありました。
しかしこれらの出会いは、ただの偶然ではありません。
秀吉自らが、引き寄せたものです。
[check]逆境をマイナスとは思わない前向きな姿勢
[check]人に対する思いやりや謙虚な姿勢
この秀吉の意識が、さまざまな出会いを引き寄せていたのです。
豊臣秀吉の勝利の方程式
秀吉が残した名言を読むと、 彼の勝利の方程式が見えてきます。
逆境をマイナスとは思わないポジィティブな姿勢、人を大切にする心と思いやり
こういった彼の考え方は、リーダーを目指す人への重要なメッセージと言えるでしょう。
一歩一歩、着実に積み重ねていけば、予想以上の結果が得られる
急がば回れ!
やるべき事が明確であるからこそ、日夜、寝食忘れて没頭できる
目標を明確化する!
負けると思えば負ける、勝つと思えば勝つ!逆になろうと、人には勝つと言い聞かすべし
負けそうになっても弱音を吐かず、勝つことだけに集中する!
我が身の目付けを頼み、異見を承わり、我が身の善悪を聞き、万事に心を付ける!これこそが、将たる者、第一の要務である
常に第三者の意見を聞き、中道を歩む!
信長公は勇将なり 良将にあらず
秀吉が信長を評した言葉です。
勇ましく人から恐れられるような人物は、優れた武将とは言えず、思いやりがあり人から慕われる人物こそ優れた武将である!
財産を貯め込むのは、良い人材を牢に押し込むようなものだ
秀吉が金銀を気前よく部下や民衆に与えるのはなぜかと家臣が聞いた時の言葉です。
秀吉は気前が良い武将であると同時に、敵だった武将を打ち負かした後、牢に押し込めておかずに自分の部下に登用するほどの器量を持っていました。
人はただ、さし出づるこそ、よかりけれ。戦のときも先駆けをして
戦時でも平時でも、人より一歩先に出て目立つことが重要である。
理想的なリーダーとは
さて、本来リーダーの仕事とは、ダウンさんの管理業務ではありません。
「今週中に、ここまでやりましょう!」
「まずプロフィールを完成させたらメールして下さいね、私が添削します!」
これらの管理業務は、ダウンさんが自らすべきことです。
作業に必要な情報があれば、あとはご本人がすべきことで、「いつまでに」とか
「添削する」は、希望があればやれば良いことなのです。
ダウンさんの自主性を重視してあげる気持ちが大事です。
しかし実際には、どうしても人を細かく管理しがちです。
かくいう私も、ついつい余計な口を出してしまいます。(;^_^)
もちろん、管理業務が不要だ!ということではありません。
マネジメントも大事な仕事の1つですが、そちらに偏りがちになる事が問題なのです。
「管理してさえいれば良い」という姿勢が問題なのです。
そういう意味では、マネージャー(管理者)ではなく、リーダーになる事が大切です。
マネージャーは、管理する事で人を動かす人です。
対するリーダーは、ワクワクさせる事で人を動かす人です。
[check]一緒に居て楽しい!
[check]行動力がある!
[check]常にプラス思考をしている!
リーダーシップとは、相手の心に火をつけて本気にさせる力です。
これがうまくできると、ダウンさんは自発的に行動してくれるのです!(^^v)