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カントの第一批判での関心は、戸田山和久の言う「意味の自然化」なのかな。意味の自然化とは、悟性の飛躍を感性の語彙で説明することだし。
カントの提出した非自然的な概念(普遍論争で云々されたところの普遍者)
1.同一性
2.自然法則(或いは因果関係)
2*自由
3.神
純粋悟性概念⇔
それは一種の性質である
&その存在を人間は非合理にも認めたい
&それは自然主義者からすれば飛躍でしかない
カントの提出した非自然的な概念(普遍論争で云々されたところの普遍者)
1.同一性
2.自然法則(或いは因果関係)
3.神
様相論理、述語論理、命題論理(8型/論理×3論理=24型)を簡単な日本語でおぼえる
⭐︎暗記のコツ⭐︎
・語呂
「家(カ:可能)父(フ:不可能)長制の忌(キ:許容)避(ヒ:必然)」=フェミニズム
・「可能→不可能→許容→必然」と同心円状に拡がるイメージ
0.様相論理
0-A:
□p(s)
「Ø-である-Ø」
0-¬A:
¬□p(s)
「Ø-である-とは限らない」
0-E:
□¬p(s)
「Ø-でない-Ø」
0-¬E:
¬□¬p(s)
「Ø-でない-とは限らない」
0-I
様相modalityの4つの意味、8つの型の効率的な記憶の仕方
記号の読み方記号全8パターンは、以下の1-4とi,iiの組み合わせで構成され、4×2=8パターンある。
1.□:
「Ø」
2.¬□:
「とはかぎらない」
3.♢:
「いい」
4.¬♢:
「はいけない」
i. p(s):
必ずpである(□のとき)/
pであって(♢のとき)
ii. ¬p(s):
必ずpでない(□のとき)/
pでなくて(♢のとき)
4つの意味意味の各々に2つの型があてられ、両型
贈与と様相2
物資の不足、部族間の政治的な理由により、
「あげないといけない」(必然)
ex.食うに困ってる人を助ける
/「あげられない/あげなくていい」(許容/不要)
ex.恵んでやる筋合いがない
贈与と様相
必然:
「あげないといけない」
不可能:
「あげてはいけない」
可能:
「あげてもいい/あげられる」
許容:
「あげなくていい/あげられない」
・様相範疇は量範疇との親和性が高い
・ゆえに様相範疇は量範疇を含意する贈与概念との親和性が高い
必要なものと不必要なものを判別し不必要なものを無視する能力
ref.芦田宏直「フレーム問題と世界」
ラカン性化の公式
男の公式(力学的二律背反) A∧O:恒偽
女の公式 (数学的二律背反)¬A∧¬O:恒偽
こんな簡単なことをなぜダラダラと分かりにくく話すんだろう。大澤真幸『女としての天皇』を読んでて思った。
大前誠司『キーワード300』読み直し。世界内存在の否定がデカルト二元論って読めた。
現在完了形を学ぶとき、過去形とニュアンスの違いを比較しがちだけど、現在完了形と過去形は離接的じゃないから体系的な(全体における部分として位置づけるような)理解が損なわれる。
現在完了形と離接の関係にあるのは過去完了形、完了形と離接的なのは進行形、相と離接的なのは時制。
3.差異 4.類似性(一巻16,17,18章)〈アリストテレス『トポス論』岩波新版 第一巻 頁60-65読書録8〉
3.差異(一巻16章)
「種差のことは、当の類そのもののうちで相互に比較して考察しなければならない」
ex.
徳(アレテー)の類に属する、思慮(プロネーシス)、勇気(アンドレイア)、節制(ソープロシュネー)、正義(ディカイオシュネー)において、何によって思慮は節制と、正義は勇気と異なっているのか。
「あまりかけ離れていない類の間でその一方の他方に対する違いを考察しなければならない」
ex.
2.多義性(一巻15章)〈アリストテレス『トポス論』岩波新版 第一巻 51-60頁 読書録7〉
※未完成、とりあえず形にしただけ。加筆修正中1.13.21.1:17
0.多義性とは、本稿における簡便な表現
勇気(徳(アレテー)に属する)と健康的なものは、別々の意味において「善い」と言われる(「勇気は善い」のときの「善い」と「健康的なものは善い」のときの「善い」は意味が異なるということ)。前者はそれ自体ある性質であることによって善く、後者は何かを作り出しうることによって善い。
本稿では簡
1.命題採集(一巻14章)〈アリストテレス『トポス論』岩波新版 第一巻 46-50頁 読書録6〉
問答法的議論の種類
i..推論
→その中でいくつかのことが措定されることによって、それらの措定とは違う何かが必然的に、それらの措定を通じて、帰結するような議論(22頁)
ex.
「思考するものは存在する」と「私は思考する」という二つの措定から、「私は存在する」という、それら二つの措定とは別のものを帰結する議論。
→より強制力があり、争論家相手により効果的
ii.帰納
→個別から普遍に至る道筋