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消防時代のサポートの天才のお話

みなさんこんにちは、私はムです!

パコの挨拶、定着してきました!
なんかツボなんですよねあのパコ(笑)
動画探したらあったので載せときます!

パコでぇす!の勢いやばくないですか?
笑っちゃうの僕だけですか?


あ、そういえば「人生のやる気スイッチON!」シリーズの第一回目で消防の組織について割とボロカスに書いてしまったのですが、何も考えずにシェアしてたらFacebookで消防の先輩方と繋がっていたことを忘れておりましたて・・・

いいねをくださったんですが、正直「あ、やべ。」と思いました。

まぁでも正直に書いちゃったからしょうがないですね!

誤解なきように言いますが、変な先輩もいましたが、めちゃくちゃ大好きな先輩ももちろんいました!


今日は昨日の続きでマンゴー農家でのアルバイトの体験談など書こうと思ってましたがやっぱり今日は消防時代の先輩の話とかを書いてみようかな!書きながら路線変更です!

見てくださってる先輩方へのご機嫌取りなどでは全然ないですよ!
純粋に嬉しいこととか、尊敬できることはあったのでそれを書いてみます!

なんかワクワクするな!



サポートの天才になる


僕は消防士を退職するまでの約半年間だけ救助隊(レスキュー隊)に配属されていたんですが、僕と同時期に同じく救助隊に配属をされたベテランの先輩がおりました。

その方は若いころから長く救助隊にいた経歴があり知識も経験もめちゃめちゃ豊富な方でした。
救助隊を離れてからは総務課(間違ってたらすいません)に異動となりしばらく現場から離れていたのですが、再び救助隊へ配属されました。

序列も上の方になり、若手の育成・サポートとして救助隊所属になったのだと思います。


さて、消防の世界には、「消防救助技術指導会」という大会があります。

これは簡単に説明すると消防の救助技術を用いた障害物競争のようなものです!ザックリすぎる説明ですが、動画見てください!

ほとんどの消防士はこの全国大会への出場を日々目指していて、大会半年前位から訓練を始めたりします。
全国大会に出場したことがあるというのがある種のステータスになってたりします。これがやりたくて消防士になる人も多いと思います。
(僕は正直全国とかどうでもよかったです。・・・わぁー言っちゃった!!!)

当然僕が所属していた救助隊もこの大会に出場するために訓練をするのですが、僕は選ばれたのは「要救助者役」でした。

動画にもちらっと映っている、運ばれる人役です。

これがまた大変で、大会の規定だと公平性を保つために、要救助者役は60キロ以上の体重がなくてはいけないのです。

逆に言うと60キロ以上体重がある人は60キロまで体重を落とさなくてはなりません。
軽ければ軽いほどタイムが縮まるわけですから。


一方僕はと言いますと

身長:177㎝

体重:75㎏

だったんですね。

それを急に60㎏まで落とさなくてはいけなくなったんです。
この身長があって15㎏も体重を落とすんです。

「岩崎に要救助者をやってもらいたいんだが、やってくれるか?」

「無理ですやりたくありません。」

と当時の僕は言うことができませんでしたので

「はい、やります。(…誰が断れんねん)」と言うしかありませんでした。

「よし、やると言ってくれたからみんなでがんばろー!」

みたいな雰囲気になっていたので尚更誰にも相談できないまま減量生活が始まりました。

絶対そういう人多いと思うんですけどどうなんだろ!
そんなにみんなあの大会出たい?
「は?お前出ないの?」みたいな同調圧力に苦しんでいる若手が少なからずいるってことを上司の方々は分かっていておかなければいけないと思います。生意気ですいません。
本当にみんながみんな出たくて出ていたらすいません!
そんなこと思ってるのは僕一人だったりして!笑


まぁ、ともかくその減量生活を全力でサポートしてくださったのが最初に話した先輩でした。


僕が行った減量方法はキャベツしか食べませんよーダイエットです。

毎日毎日キャベツしか食べてはいけなくて、朝から晩まで暇さえあれば縄跳びや腹筋をして他の隊員が休憩しているときにはサウナスーツを着てひたすらランニングをするというクソ不健康ダイエットです。
よい子のみんなは絶対マネしちゃだめです!僕じゃなければ死んでます!笑

この僕でさえ、たぶんどこかの器官がぶっ壊れたんでしょうね、
オシッコが止まらなくなりましたから!
正確に言うとオシッコは出ないんですけど尿意がとまらないです。
いざトイレ行くと何も出ない、みたいな。笑

その後数年は頻尿に悩まされました。


そんな話はいいんですよ!



その先輩は、僕がランニングなどをするときは必ず一緒についてきてくださって、タイムや距離を測ってくれたり励ましてくださったり、マジな話その方がいなかったらランニング中に川に飛び込んでたと思います。

また、僕が頑張っている姿の写真や動画を撮ってくれて、カッコよく編集してくださったり、本当にいつも気にかけてくださったりして、本当にメンタル救われました。

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そういう先輩ともっとずっと一緒に仕事がしたかったという思いは今でもすごくあります。


「もっと早く規定の体重で練習したいから早く体重落としてほしい」


と言ってきた別の先輩は一生許しません。笑
二度と一緒に仕事したくないです。笑



とにかく何が伝えたいかというと、サポート力って大事だな

ということです。


これからの人生、誰かと一緒に仕事をしたり

誰かの上司になったり

たくさんの人の上に立つ存在になったり

結婚したり

親になったり


いろんな立場になったりすると思うのですが、

どの立場でにおいてもサポート力といのは非常に重要で備えておかなければならない力だと思いました。

具体的なサポートもあればもっとザックリしたサポートの形もあったりすると思います。

相手の状況を察知して、ちょうどいい手の差し伸べ方をする。

このちょうどいいの加減が分からなかったり、相手の置かれている状況が察知できない人(サポート力の乏しい人)の周りには人は集まらないんじゃないかなと思いました。

思い返してみると、僕が今まで出会ってきた尊敬できる人はみんな
「サポートの天才」でした。

かくいう僕はそんな力はまだ全くないと思うので、この先輩の方だったり、これから出会う様々な方のサポート力を観察して、ちょうどよく誰かに手を差し伸べられるような存在になれるように日々勉強したいなと思う所で、えー、あります。(最後安倍さん風に)


長々とお付き合いいただきありがとうございます。
偉そうな印象を与えてしまっていたら、申し訳ありません。

本当に、日々勉強だな!と文章書きながら強く思いました。
これからたくさんの人と出会い、たくさん学ばなくてはなりませんね。


最後に、昨日嬉しいメッセージが届きました。
中学の友達から、「なんだかんだ、毎日記事見てるよ!」と。
嬉しいですね。
僕は誰も見てないと思って書いてますが、見てくれてる人がいて、反応があるとやっぱり嬉しいです。
植木、ありがとう!


ではまた!



昨日の記事はコチラ



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