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全看護師へ。転職エージェント使うなら絶対これは知っておいて①

あむKOBE訪問看護ステーション開設から約2年半。
人・物・金・情報とはよく言いますが、これは全ての会社に共通の財産であり、中でも「人材=人財」の大切さは身に染みます。

人材不足の業界で、人が集まりやすいステーションもあれば、苦戦しているステーションもあります。
リファラル採用だと紹介料が発生しないので、ステーション側としては助かりますが、求職者としては、「どんなステーションかな?まずは情報収集したいな。」と転職エージェントに登録して求職する人も多いですよね。

そこで、私が「雇用する側」として、転職エージェントに登録して求職活動をする際の注意点についてまとめていきます。



転職エージェントを使うときに気を付けてほしいこと

転職エージェントに登録すると、担当者からあなたにヒアリングがあります。
会社によって違いますが、
・これまでの経歴
・職歴と離職理由
・どんな職場を希望しているか
・給料の希望
・休みの希望
・通勤手段の希望
・エリア
などを聞いて、担当者が「あなた(求職者)の情報をまとめたシート」を
作成します。
そしてその担当者があなたの印象をコメントとして記載します。
例:コミュニケーション能力が高い方です
  経験が豊富な方です など

そしてその「担当者が作ったシート(あなたの個人情報を伏せたもの)」が該当する訪問看護ステーションに送られます。

その情報を見て「この求職者さんと話してみたい」となったステーションが、担当者に連絡をして面接のセッティングを行う、という流れです。

その担当者の文章力や表現力次第でスルーされることがある

例えばあなたが「お給料はたくさん欲しい、お休みもたくさん欲しい」と伝えたとして、その担当者が馬鹿正直に「高年収でお休みの多い職場を希望されています!」とコメントに書いたとしましょう。
(※実話です)
ステーション側は”あなたの人柄は分からない”ので、これまでの職歴や所有資格など、そのシートに書かれた情報からしかあなたがどれくらいステーションに貢献してくれそうかを想像できません。
加算が取れる資格を持っているとか、ステーションにとってあなたを雇い入れるメリットが大きい場合には、面接まで進む可能性はあるかと思いますが、平凡なキャリアなら正直、難しいと思います。

ちなみに先ほど書いた
例:コミュニケーション能力が高い方です
  臨床経験が豊富な方です 
とかは、正直”どんな求職者でもそれなりに当てはまる”ため、
他に押しポイントがないのかな、と捉えられてしまうこともあります。

そうならないために、自分の思いを5W1Hで明確に担当者に伝えることが大切です。
そもそもどういった理由でどのくらいの給与が欲しいのか、休暇もどれくらいが理想なのかなどを、まずしっかりと自分の中で決めておくほうが良いです。

②へ続きます


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