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マイナスな気持ちを感じようとしないことがマイナス

夏休み後半の学校では、ほぼ毎日就職希望の生徒と面接練習をして過ごしました。

自己PRや志望動機などを聞いていくなかで、
やたら自己PRで
私はどんな時もポジティブ思考を大切にしていますという子がいました。🤔
私はふと「目の前に死にたいって子がいたらどうするの?」って聞いてみました。
すると、「そんなこと考えたらダメだよと、明るくなることを考えるように声掛けします」と言います。
へぇ~。
「死にたいって子に
死にたいって思ったらダメって言って、
効果あるの?」と聞き直すと、
ハキハキと「マイナス思考を尊重するとさらにへこむので、できるだけ、マイナス思考にはならないよう、ポジティブになれるように対応します」との言葉が返ってきました。🤔

私はさらに突っ込んで
「もし、あなたが第一志望の会社から内定を取れて、
喜んで卒業式を迎えていたところに、
突然その会社から不景気を理由に内定の取り消しを宣告されたらどう思う?
他の生徒は喜び勇んで内定先に進んで行くのに、
あなただけは卒業しても就職先が急になくなってしまったら、どんな気分になる?
実際、去年の卒業生でもそういったケースは生じて、また同じケースが起きなくもないよ」と聞いてみると、
彼女は「それは辛い」といいました。

そこで
「でも、周りの友達が
あなたにポジティブ思考だよ! 落ち込まないで! できるだけポジティブにとらえるようにと話かけてきたら、どう?」と聞いてみると、
「それはうざいです。しばらく放っておいて! と思います」というではありませんか。

私はもう一度、「マイナスの感情はダメなのかな?」と聞き直しました。
すると、しばらく間をおいて
「マイナス気分を味わい尽くしてからじゃないと、ポジティブ思考になれないと思います」との言葉が返ってきました。
「仮に内定を取り消しされたら、
それはすごくショックで、
気分は最悪です。落ち込むなっていうのは無理です。その気持ちを感じる時間は必要です」と‼️

気分が落ち込むのは自然なこと。
マイナスの感情をもつのは悪いことではない。
マイナスの感情を悪いことだと決めつけて、その感情を味合わないようにすることの方がよっぽどマイナスだよね。😊
そんなことを話し合いながら面接練習していると、あっという間に時間が足りなくなります。😅

普段の授業より
面接練習で、こういった話を生徒とするのがつくづく楽しいと思う自分がいて、まさに夏休みでした。😊

いよいよ9月からの面接練習は本番へ向けて、本格的な練習へとシフトチェンジしていきます。
生徒が、どんどん面接慣れして、自己PRを各自工夫して上手になっていく姿を見るのは楽しいです。

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