見出し画像

今年の抱負は初心に返る。

あけましておめでとうございます。
もう2月ですけれど。
今回はスタバでまったりしながらiPhoneにて更新。
Chromebookはどうしたって?まぁまぁ…
また日記に少し付き合ってください。

私生活で何を1番実現したかったのか

大晦日を過ぎ元旦、ふと考えてみたら今までやりたかった事から離れてしまっていたり、自分で決めたルールがいつの間にか無かったことになっていたりした。
人間の決意なんてそんなものだ、と思いつつ部屋を見渡してみる。
そこにあるのは効率化の為に買った割にはそれほど稼働してないものの数々。
自分が生活する上で、私生活で実現したいことはなんだったのか。
ふと、思い返してみた。

リスクを抱えた生活をしたくない

そもそも自分の持ち物を少なくした一番の理由は、イギリスでのスーツケース1つでの放浪生活が元になっている。
日本に帰国して元々の生活で使っていた荷物を置いていた部屋を、いつぶりだろうか、見渡してみるとそこにはスーツケースには入らない若しくは入れる必要すらないもの達で溢れていた。

物の見方はそれぞれなので、別に他人の考え方を否定するつもりもないし異を唱える気すらないが個人的には所有はリスクだと考えている。

そもそも投資商品になりうる物以外の全ての買物は、リセール時の価格が決済した瞬間に買値より下がる時点で損失だ。
つまり買わなければその損失(リスク)を被ることもない。

それから皮革製品や複雑な機械類などの定期的なセルフメンテナンスか必要になるものもそうだ。
道具に使われているのか道具を使っているのかわからなくなるし、
メンテナス用品まで所有しなければならない。
それが趣味ならいいのだが、別にメンテナンスはしなくていいのならばしたくないし、自分の場合は具体的に言えばいくらイングランドのファクトリーセールで安く買ったとはいえ、雨が降るかもしれない日に30万もするレザーソールの革靴で出かけたくない。
そしてそんな気分になるのが自分にはリスクそのものであった、それにレザーソールで雨の日の横断歩道やタイルや白線なんてスケートリンクかのように滑るのでそれもリスクだ。なので手放した。

あとは上記の高い靴もこの範疇に入るのだが、分不相応なもの。
例えば自分はもう手放してしまったがL社のレンジファインダー機とそのレンズ5本ほど。
これを自宅に置いたまま、本当の意味で心置きなく外出することができるだろうか。
自分はやろうと思えば簡単に泥棒が入れるこの日本で、約700万円のカメラ一式をマンションに置いたまま長期間家を空けることはただのストレスでしか無かった。
盗まれるリスクと、今後、撮影のための旅行ではなく旅行のための旅行でそんなストレスを抱えたまま生活するのは割に合わない。
手取り1億とかであればセキュリティバッチリの低層高級レジデンスにでも住めばいいのだろうが、自分には無理である。

さらに日本は災害大国である、いざという時に持って出られないものなどは必需品以外を除いて所有することそのものがリスクになる。
これは被災経験のない人間にはてんで実感の湧かないことではあるだろうが、被災経験者からすれば、そうなのである。

だから、物は持ちたくない。

なので
- 思い入れがある物は災害時に両手に持って逃げられる物
- 災害で失っても精神的な打撃を受けない生活必需品
- 仕事道具
それら以外は基本的に持たないようにした。

そうしたら潜在的なリスクに精神が晒されなくなったせいなのか、とても意識が外に向くようになった。
自分の体とiPhone 13ProMAXがあればどこにでも行けるし、全力で生活を楽しめる。
何かしようと思った時に縛られるものがないのはとても快適だった。

だった。

なので、スマホ1つで完結する生活を最終的に目指したい。

結局はここだ、本当はこれがしたい。
なのにどうだ、最近は便利だのなんだの言って『単に欲しいもの』を買いすぎではないか。
自分が欲しい物は『買ったら満足できる物』ではなく『買った結果継続的に豊かになるもの』では無かったか?
さらに言えば『他人に自慢できる物』を欲しい物と錯覚していないか?

人間は権威やステータスに弱い。
結婚指輪はヴァンクリーフ&アーペルやハリーウィンストンを贈る/送られれば身につけている自分自身の価値が上がった気になる。
大手の企業に勤めれば自分まで偉くなった気になる。
それと同じように
高級車に乗れば自分も崇高な存在に感じるし、ハイブランド品を買えばそれだけで満たされる。

その瞬間は。

結局のところ、本当に自分の人生を豊かにしてくれるツールである所作や教養そして健康な精神と身体を自身の努力と共に身につけることに使うお金と、買ったらインスタントに権威やステータスが手に入る気がする 物に対するお金、悲しいかな自分はインスタントな方にお金を使いたくなる。
だから常に新しい物、よりいい物、他人に対して威張れる物が次から次へと欲しくなるし、その買った物達に人生は縛られていく。

それをストップさせるために1番合理的だったのが『なんか極論、iPhoneだけあればいいじゃんね。』だったのだ。
そう、スマホ1つあれば人生を楽しむことは出来るはず。

だったら…あれ?Chromebook、便利だけど…

虚栄であるインスタントな満足感に惑わされるな。(自戒)

他人と違う、自分はすごい。それは基本的に他人と比べてである。
しかし上には上がある、なら自分基準で自分を認めてあげたらどうだ。
買い物は気持ちいい、けどそこの裏にある感情はなんだろうかと思えばそれは自分の場合虚栄だった。
変えば得られる満足感に騙されて、必要ではない投資にもならないものを去年は結構買ってしまった。

去年買ってお金を産んでいる物や自分の代わりに何かをしてくれる物、生活が楽になった執着しない物は
iPhone 13ProMAX
after shokzのAeropex
くらいな物ではないだろうか。
他のものは…

それを踏まえて今年は虚栄心を満たすものではなく
仕事用のスマホとしてredmi9T
ユニクロのブロックテックパーカー
という自分の負担を何も増やさずむしろ自分の生活が楽になるものをしっかりと考えて買ってみた。
虚栄心は満たされないが、QOLは向上した。
QOLなんて略語を自分が使う日が来るなんて…

ということで、今年の抱負は最終的にはスマホ一台を着地点にしてそこへ向けた生活の最適化をするという初心に返る!というのが今年の抱負です。
と、いう話でした。

あ、ちなみにただのウルトラずぼらーまんなだけでミニマリストさとかシンプリストさんとかではないので、なんか物を減らす系の関連で長々と読んでしまった方がいたらごめんなさいね…

では。

ご支援いただけた場合、全てストリートフォトを撮りにいくための交通費や現地での食事代に充てさせて頂きます。