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癒し旅のあゆみ方

最近増えてきているのが、

激しく泣いたり、わーー!っと怒りを発散させたりしなくても
気持ちや身体が楽になることってあるんですか?

という類のご質問。

モニターセッションを受けて下さっている方々からいただいたご質問だ。

そのお気持ち、通ってきた身としても、首がもげるほどよく分かるし、日々、自分自身に意識を向けているからこそ湧き上がる素晴らしい疑問だなぁと思った。

私の答えとしては、YESです。

一人ひとり、長いこと体内に溜め込まれて来た感情や感覚や思いはさまざまで、
癒やしが起こるタイミングとして激しく泣いたり怒ったり、一気に解放するということが起こることもあるし、その反面ゆっくりと小さく、

ああ本当は私はこう感じていたんだな
こんなふうにずっと思っていたんだな
本当はあの時つらかったんだな
苦しいって言いたかったんだな

という深海の底から細かなあぶくがゆっくりと浮き上がるような
静かな気づきが起こることもある。

私が日々のセッションでめざしているのは、どちらかと言うとこの
小さいほう、ゆっくりなほうで。

とは言っても、そこはクライアントさん(の身体)重視。

癒しが起こる「その時」のタイミングは「クライアントさんご自身の身体」が「すべてわかっている」ので、過剰に感じすぎることで、セラピー自体が心身の負担にならないように誘導し、時折、シンプルな動きで自律神経系を整えていくだけです。

その繰り返しで、いつの間にか手放していた、本来備わっているご自身のパワーに気づくことで(思い出し)、それらをもう一度ご自身に取り戻していただく「生命の土台」が出来てきます。
しっかり耕されたふかふかの土を、確実に自身に盛りつづけるようなイメージ。

美しい花が咲きやすいように、
福々とした実が成りやすいように。

長年わー!とかきー!とかの、比較的感情値高めな向き合い方もたくさんしてきて、今ここ数年、この、自分の深いところの「穏やかな対話と神経系の調整」は後戻り感が無く、一番どっしりとした安定感や安心感が自分の中に育っている実感があります。(※わーとかきー!は一切不要と言っているのでは無く、これをあえて目指さないと言う話)

ということで、
セラピータイムが想像より穏やかすぎて笑、
こんな感じで大丈夫かな?と思う時があっても、
どうぞ安心してあなたのペースで進んでくださいねん♫

と満面の笑顔でお伝えしたい。



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