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初めてのハーピカ

なんか、注文していたハーピカが届いた。
他にも買ったものがあったのに、こいつだけ先に届いた。
そんなにわたしのところに来たかったのね 違


Sandalwood製というから、ちょっと匂いの心配をしていたけど、そんなこともなかった。色も、サイトの画像でみたときよりずっといい色で艶もある。
重たくて緻密な木材で作られているから、手に持ってもちょっと重い。
手に持って演奏だと多分きついねー。


裏面

Hluruのロゴ入り。下に見える黒い影はスマホの影。
左側にわたしの親指が見えるんだけど、チューニングのときにまめを作った上に潰れてしまったので絆創膏を貼ってある。

弦の保護のためかチューニングはされていなくて、緩んだ状態で届いた。
チューニングに使うレンチが1本と、予備の一番細い弦が1本入っていたけど、説明書とかは入っていない。大丈夫なのか?
結論からいって、全然大丈夫じゃなかったwww


チューニング中

レンチでグリグリしながら合わせていくのだが、これが結構難しい。
ちょっと動かすと半音くらいすぐずれてしまう。本体が小さくて弦が短いからだろう。そして太い方から順番に締めていって、端までいって、中央に戻ると余裕で半音くらい下がってきている。
うわぁぁぁ・・・・。

それと、端のほうはかなり細い弦で、ちょっと油断するとバチーン!と切れてしまう。ということで下の5Eの弦を切ってしまいました 笑


E弦なし

予備の弦を使ったけど、上手くいかなくてそれも切れた・・・。
どーするよっw
幸いにも(?)上の端の弦はEの半音上ってことでFだったので、その弦をEに合わせて誤魔化したが、このチューニングの難しさで説明書とかユーザーガイドがなくて、補助弦1本だけという鬼のような設定ってどうよ?

多分だけれど、31弦なんて初心者は買わないから説明書いらねーだろ・・・みたいな感じ?いやいやいや・・・31弦って17弦+半音だからね?
うっかりしたらわたしみたいな初心者が買うんだってばー!

チューニングが終わり、ふと箱をみると、テープみたいなのが入っている。
「これ何?」
Hluruの販売店の説明によると、これはフィンガーテープといって、指先を保護するものらしい・・・まめ作る前に読むべきだった。


ハーピカ横から

チューニングを終えて横からハーピカを見ると、こんな感じになっている。
下の方で巻いてチューニングする金色の弦が通常のカリンバの17弦の音で、上のほうから斜めに下がる銀色の弦が半音のピアノでいう黒鍵の弦だ。

そもそも何でこんな形にしたのだろう?
親指って斜め下から弦を弾くのだから、上が高くなっている弦のほうが弾きやすいはずだ。それなのにメインの弦が下からって、弾きにくくないか?
いっそのこと、左右逆にしてチューニングしたろか?w
でもそれだと半音の弦の配置が合わなくなるんだよなー 頭痛

まあいいか

チューニングを合わせたハーピカをシャララン~♪と鳴らすと

旦那「何か、大正琴みたいな音だな」

ああ・・・言っちまいやがったこいつ。
まあ、予想通りなんだけどねー。

でも、びみょーにうわぁ~んと鳴るこの音(チューニング狂ってるのかな?)なんかちょっと神秘的でもある。
そこでわたしが弾き始めたのは

♪ いーえーゆーい~
♪ のーぼーめぇの~
♪ れーえんみぃり~
♪ よーじゅよぉご~
♪ はーさてかなーえ~
♪ くーたーまぁえ~
(FF10やったひとにしか通じないネタ)

うん!雰囲気あるね~
次に思い浮かんだのが、Hello darkness my old Friends~♪
というか、Sound of Silence 出だしの部分だ。
つまり、この音、ほとんどアコースティックギターの音なんだよ。
弦の先にボールチップがついていて、弦の形状もそっくり。
こんなに面倒くさい思いをして、音がアコギとあまり変わらないってのは、ちょっとした残念ポイントだと思う。

弦の末端

本体裏の穴を見るとボールチップが見える。
しかも、なんていうか、ExtraLightみたいな細い弦のような音だ。
一応弦が足りない状態だから、Amazonでライアーハープの弦を注文してあるんだけど、もしかしたらギターの弦で代用できるかも知れない。

まあしかし、ギターの弦も安くはないからなー。20年前は6本セットで500円前後で変えたけど、今は殆どが1000円以上する。(ま、中国製の安いやつあるけどw)
と思ったら、ちょっとおもしろいものを見つけた。


ナイロン弦

ライアーハープ用のナイロン弦だ。弦に色がついているのは、グランドハープに倣って、赤がCで青がFってことかな?
15本セットということだから、31弦なら最低30本で2組は必要。(現状30本だし)音色が変わることを期待して試してみようと思う。

思った通り、魔改造っぽくなっちゃうかな。でも、楽器は楽しんでやるもの。それでいいんだ。

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