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未来の私のために。あの時何に感動したのかを思い出すために。

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今日ときめいた言葉。日常生活で出会った素敵な言葉、心動かされた言葉あるいは事柄について書いています。そんな言葉に出会った時、凡庸な日常が一瞬輝きます。ああ、私は言葉に生かされてい… もっと読む
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2022年5月の記事一覧

コメディドラマの主人公が大統領にー“Servant of the people”(国民/人民の僕)

(写真はcinta.comより転載) ゼレンスキー演じるドラマの大統領は、高校の歴史の教師である。ひょんなことから政治をこき下ろす動画を生徒にアップロードされる。「ピー」と何度も音が入るほど下品な動画で、校長も学校の品位を落としたとカンカンになって怒るほど。だが、それが多くの人に支持された。 生徒たちは大統領選挙に立候補するよう薦める。大統領候補の申請料が、生徒たちによってクラウドファンディングで集められ、彼の元へ届けられる。 「国民が集めた金です。先生の好きに使って」と

「真理」と「うそ」を見抜く力ー常に心の片隅に懐疑の意識を持ち続けよう!

これは、NHKドキュメンタリーからの情報である。 太平洋戦争開戦の年の個人の日記や書簡など(エゴデータというそうだ)から語彙を抽出して、AIに読み込ませて分析する(SNSのように)と、1941年初め頃は日常をごく普通に楽しんでいた国民の様子が語彙を通して浮かび上がる。 アメリカ文化を謳歌して映画やダンスを楽しんでいた様子がその語彙から伝わってくる。 それが開戦までのたった一年で、戦争に関する語彙に変化していく様子が棒グラフで表される。 食事や余暇や娯楽やファッションな

再び日本の学校教育について〜人生で必要なことは、ほとんど家庭で教えられる❗️

この記事は、上記の記事の続編です。 私は人生で必要なことは、ほとんど家庭で教えることができると思っている。 家庭で教えられないのは、他者との関係だけだと思う。これは、本人が体験を通して学び取らないといけない。 でも基本は自分自身だと思う。寄って立つ「個」を持たないと、他者にも対峙できない。個を確立するための基礎は、家庭で十分に築いてあげたい。子供が親許を離れるまでに、親としてできる一番重要なことだと思う。「我が子は一人でやっていける」と思えるまで。 私は、我が子の教育を