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未来の私のために。あの時何に感動したのかを思い出すために。

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今日ときめいた言葉。日常生活で出会った素敵な言葉、心動かされた言葉あるいは事柄について書いています。そんな言葉に出会った時、凡庸な日常が一瞬輝きます。ああ、私は言葉に生かされてい…
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2021年8月の記事一覧

若き日の思い出(その1)ー母の夢と娘たち

あの頃の私は八方塞がりの日々を送っていた。会社や社会、日本人男性、自分自身にも腹を立てていて、いつも不機嫌だった。自分の将来が不安だった。まだセクハラとかパワハラとか言う言葉もなかった時代だ。給与体系は男女別立てであった。仕事はやりがいなどとはほど遠いものだった。でも日本の外に行けば違う世界がありそうで、いつも憧れていた。だから英語だけはやっておこうと、家賃と食費を引いたらほとんど残らない給与から英語学校の費用を工面した。日本と日本人男性と深く関わらなくていい世界に行きたいの