私の転職体験記

noteの「春の連続投稿チャレンジ」に釣られて、もう曖昧になるつつある記憶を掘り起こしながら、#転職体験記を書いてみようと思います。

私が転職活動したのは2016年の夏でした。新卒で入社した会社で4年半勤めたころです。

その職場は結構、昭和が残っている会社でした。誰かが一日中怒られ続けていたり、物が投げられたり、イスが蹴り飛ばされたり、といったようなまぁまぁ昭和な職場です。

入社以来、まぁほぼ毎日、上司や先輩に𠮟責され続けてまして。1時間以上とか午前中まるまるとか、怒られてて、まぁ私が無能なのを差し引いても怒りすぎだろと。上司や先輩への恨みを4年半貯め続けていました。出社して会社を目の前にして舌打ちと呪いの言葉(「〇ね、クソ。」みたいな言葉を誰に言うでもなく言う。)、会社を出て舌打ちと呪いの言葉、家に帰って舌打ちと呪いの言葉、朝起きて舌打ちと呪いの言葉。そんな感じの日々だったと思います。

毎日、負の感情が渦巻いていたので、もし私がそこで死んでいたら、中々強い呪霊になっていたのではないかと思います。もし死んでいたら、出来れば特級呪霊になって会社で大暴れして欲しいなと思う気持ちは今でも変わりません。

それでもう嫌だなぁ。ってなって辞めたんすね。それが2016年の夏。そのときに私は転職活動もせずに辞めたんでね。一時的に無職です。アホです。そっから転職活動を始めました。アホです。

でも仕事しているときは転職活動する暇なかったし、それが出来る精神状態ではなかったと思います。なので、まぁ仕方なかったかなと思います。

でも今思うに、必ず転職活動は在職中にやるべきだと思います。転職活動中の「次の職場はあるんだろうか?」という焦りが判断を誤らせる可能性があります。相手の会社が「次、ないんだろ?」と強気に来る可能性があります。転職市場というのもこれまたクソな市場です。自分の経歴を嘘のない範囲で飾り立ててより良い待遇を得たい労働者、嘘のない範囲で自分たちの職場が素晴らしいように見せて人材を横取りしたいと考えている会社、出来るだけ多くの人を会社から会社へ移動させるだけで手数料を貰いたがっている転職事業者、アフィリエイト収益目当てで転職を煽り立てるどこの誰とも知れない人々。こういう糞みたいな思惑が渦巻いているのが転職市場です。

そういう魑魅魍魎としたモンスターを相手にするときに既に職を辞めているという人というのは、町に戻るアイテムを持たずにダンジョンに潜っているような感じで危ないときに引き返すことが出来なくなる可能性があります。なので今後、転職活動される方は必ず在職中にしましょう。まぁそんな私のようなアホは中々いないとは思いますが、、、

まぁそんな感じで職を辞めて、転職活動をしたのですが、平日の昼間から喫茶店行って、職務経歴書とエントリーシートとSPIの勉強をずっとやってました。そんで家に帰ったら暇なのでランニングしてました。何か健康的ですね。

そんで、面接行って、またエントリーシート書いて、面接行って、、、ってのを繰り返してました。辞めて有給消化期間のギリ在職期間中に次が決まりました。一安心したのをおぼろげに覚えています。

そっから入社日を出来るだけ引き延ばして、休みまくって次の職場に移動しました。

まぁそんな感じで適当にやりましたが、言いたいことはただ一つで「転職活動は辞める前!!」ということですね。

はい、終わりです。

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