三題噺

いつも突然だけど、とにかく私は作家の野村美月さんが好きである。
中学時代から野村さんの作品にはお世話になっている。
現実的な内容に1さじのファンタジー要素が含まれていて、穏やかな春の日の様な暖かいお話かと思うと
急なシリアス展開もあって、その魅力に取り憑かれている。
その中でも特に『文学少女シリーズ』は私の青春にしっかり刻まれている。

(また堅苦しい文章になってるな。)

食べちゃうほど本を愛している少女と、同じ部活に所属することになった少年の日常を描いたライトノベル。
とっても人間臭くて、どろどろした感情が沢山で、でもそれが愛おしい作品たち。
最終巻ではちゃんとハッピーエンドが仄めかされてて良い……。
文学作品が好きな人には是非読んで欲しい。

さて、その文学少女シリーズの「少女」が所属する文芸部では三題噺、というのを書いている。
書くのはもっぱら後輩の男の子で、先輩である少女は食べて評論するだけなんだけれど。
元々は、落語の言葉らしいね!
お客さんからお題を3つ貰って即興でお話するってやつ。
それを小説に置き換えていて、毎回先輩が適当に言うお題の言葉3つを使って60分で書き上げるというスタイル。
面白そう!私もやりたい!と思って、作中に出てくる単語でやってみるんだけど全然まとまらなくて、
コノハくんすげぇ……ってなった事を憶えている。
コノハくんは後輩のお名前ね!

久しぶりにやってみたくなって、AIチャットくんにお題を求めたから近いうちに書きたい所存。
作家さんって本当に尊敬。
実は幼い頃作家になりたかったけど全然才能なくて早々に諦めたもんな。

おわり


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