見出し画像

45. 卵の個数制限は意味がない

脂質の悪影響に関連して、もう1つ、長い間にわたって
信じられている健康常識があります。
栄養士の中には、いまだに「卵は1日にたくさん食べてはいけません」
言う人がいるようです。

卵は非常に栄養バランスのとれた食品ですが、コレステロールが多いという
理由で、食べ過ぎるといけないと信じられていました。
しかし、これは間違いだったと証明されています。
「食事でコレステロールをたくさん取っても、血液のなかの
コレステロールが増えるわけではない」
と明らかにされたからです。

そこで、2015年2月にアメリカでは栄養療法の指針が改訂され、
食事のコレステロールについては気にしなくてもよいことになりました。
さらに同年、日本でも厚生労働省は、「日本人の食事摂取基準」
2015年版で、コレステロールの摂取制限を撤廃したことによって、
現在の栄養指針では、1日に卵を食べる個数の制限はなくなりました。

ただ、ニワトリのエサに添加物や化学物質を含んだ配合飼料が
使われている場合は、生物濃縮によって、ニワトリの体内に
有害成分が蓄積されてしまいますので、そのようなニワトリが産んだ卵は
何個食べても良いとは言えません。




日本養鶏協会を中心とする全国鶏卵消費促進協議会が
11月5日をいいたまごの日に制定しました(2010年)
日付は「いい(11)たまご(05)」と読む語呂合わせからです。

ゆで卵は、必須アミノ酸を全て含んでいるので、
完全栄養食品だニャー ฅ(`•ᆺ•´)ฅ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?