見出し画像

【双胎妊娠備忘録②】8w大学病院へ

この頃から流産に怯えながらもトツキトオカを使い始めました。
日々変わる双子イラストに癒されています。

・大学病院の予約

大学病院を予約するにあたって、早速問題が発生しました。
それは平日にしか大学病院が営業していないということです。

当時の私の仕事は月曜から金曜日の平日出勤。9時から17時の勤務でした。
病院の受付時間とモロ被りしています。

早退なり遅刻なり、どこかお休みをいただかないと妊婦健診に行くことができない…。
かと言ってまだ妊娠報告をしたくない…。
(幸運に目立ったつわりもなく、体調に心配もないので報告の必要性を感じていませんでした)
そんな思いが私の頭の中を占めていました。

実は同じ会社で最初の妊娠をした時、私は早めの5wで部長に妊娠を報告をしていました。
その後7wで流産し、手術のため1日有給をいただいたのですが、その時に私の妊娠・流産情報が部署内に拡散。
無神経なことを言われる方もいて、つらかったです。「流産ってほんとにあるんだ笑 野中さんこれでしばらく子どもできないね笑 まだ働けてよかったよ」みたいな。
は?なんて言葉をかけていいかわからないにせよ、デリカシーなさすぎだろ。知識と配慮に欠けている…なんて、○意すら覚えました。
まあ、幸運にもその年に子ども授かれたのですが。

それ以来、リアルでそれほど親しくない方で妊娠や育児に関する話題は必要最小限に留めています。自分からすることはあまりありません。
苦手な方もいるだろうし…育休中に挨拶には行きましたが、会社に赤ちゃんを連れて行ったことはありません。

この方はすでに退職されていましたが、部長は同じ。ひとまず産婦人科とは明かさず病院に行くことを理由に平日の午前中にお休みをいただき、代わりに休日の午前中に出勤するという振替出勤をすることにしました。

・大学病院初受診

初めて来院した大学病院。
その規模にちょっと興奮します。
ただやはり人は多く、診察券をつくり診察を待つ間いろんな場所を転々とし、随分時間がかかって疲れてしまいました。

診てくださったのは女医の方。
診察は前回同様心拍を確認でき、問題ありませんでした。
次回の検診は2週間後で、その間母子手帳をもらってくるよう言われます。

そして私の妊娠は、一絨毛膜二羊膜(MD)の一卵性双胎ということが判明します。

一卵性双胎は、1個の受精卵が何らかの偶発的な理由で分裂することによって発生します。
双胎の種類によってリスクが異なり、この妊娠方法では2人の赤ちゃんが1つの胎盤を共有していることで栄養供給の不均衡など様々なリスクが生じるそうです。
また双胎妊娠は単胎妊娠に比べて妊娠糖尿病になりやすいとも言われました。

このようなリスクをお医者様から淡々と紙に書き出され、双胎妊娠の危険性について懇々と説かれました。

印象に残った言葉は「双胎妊娠に安定期はありません」という言葉でした。
ウォーキングやマタニティヨガなどもしないでくださいと言われました。

後々このリスクを身をもって知ることになるのですが、それはまた別の話…。


※余談
ちなみに母に聞きましたが、私と姉は一卵性か二卵性かわからないそうです。
当時のエコー技術で判断がつかなかったのもあるでしょうし、出産後の胎盤もぐちゃぐちゃで判別不能だったとのことです。

初対面の方にはよく似ていると驚かれるので、たぶん一卵性だと思います。声だけとなると母でも間違えることがあります。
でも母はなぜか一貫して私と姉は二卵性だ!と主張し続けています。
母にとって娘は全く違う顔に見えているのかもしれませんね。

【次回予告】
気の進まない部長への妊娠報告と、緊張の両親への妊娠報告です。

長くなりましたが、ここまでのご閲覧、誠にありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?