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こだわりの火器(バーナー)紹介

アウトドア道具にはこだわりがある。
それは壊れないこと。
代わりがきかない野外生活で、物が壊れるってすごく致命的。だから、機能性とか、軽いとかそんなことよりも作りが単純で丈夫で壊れる余地が無いものが大事だと思う。

それに派生してアウトドア道具というか、日用品も含めて最近はモノを買うときの基準があって。
『一生使えるかどうか』
壊れないだけじゃなくて、一生愛着を持てそうか。
他のに買い替えたいとか思わない感じだったら尚良しだよね。

ということで、みちくさの道具紹介、第一回は火器(バーナー)の紹介。


火器を選ぶ基準は
・どの程度の料理をするか
・燃料
で大体の人は決まるのかな。

お湯を沸かすだけ?簡単な焼くか煮るかくらいの料理?本格的な調理?
を、どの程度の量を作るか。
で、火器そのものの大きさ(ゴトクの大きさ)を選べば良い。使う鍋の置きやすさって、けっこう大事。不安定な野外の地面で鍋をひっくり返したら大変だからね。
熱量◯◯キロカロリーとかって、あんまり関係ないかな。(※第2話で上級編追記)

燃料は大きく3種類。
・趣味系・・・アルコールや固形燃料など「アルコール系」は軽いけど用途が限られる。
・便利・・・アウトドア用とカセットコンロ用など「ガス」は便利だけれど、寒いところで使えない。
・こだわり・・・ガソリンや灯油などの「石油系」は燃料が安くて寒くても使えるけれど、手間がかかる。

今まで数々の火器類を使ってきたんだけれど(13〜15個くらい?)
その中から一つだけ残すなら…ていうのが、今回のお話で。

さて、みちくさでは
・一年中夏でも冬でも
・複数人分の
・それなりにしっかり料理
っていう使い方をしているんだけれど。

それで選ばれるのは
純国産の灯油ストーブ『スター商事 マナスル』です!


マナスル96

50年以上リニューアルなしの定番商品。
ごくごく少ない部品でできていて壊れる余地がなくて、パッキンすらゴムでなくて皮革を使うなど劣化するようなパーツも使っていない。
だからほとんどノーメンテナンスでずっと使えるっていう安心感はこれ以上はないと思う。

それから使う燃料が灯油ってこと。
石油を使うので気温に関係なく最大火力で使えるし、ガソリンよりも安全。
冬の北海道だと、ガスは気化しなくて使えないんだよね。

一番小さい96サイズでも4合炊きくらいなら問題ないくらいの火力もあるし。

唯一の欠点は風に弱いってことかな。強風下では全然使えないけれど、風防あれば済む話。

ということで、古めかしい見た目も愛らしいブロカントなストーブ マナスルが一番のお気に入り×信頼の火器でした。

次回予告
そのときどきでストーブを使い分けたりしているので、よく使うストーブをいくつかご紹介します。
ストーブ選びの参考になれば、幸いです。

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