見出し画像

童具館と積み木との出会い

こんにちは。まるころです。
おもちゃや育児について投稿しています。

最初に紹介するおもちゃは何がいいかなぁとぼんやり考えていましたが、
素敵なものがいっぱいありすぎるので、
今回は私たち夫婦が積み木沼にハマるきっかけとなった会社、童具館を紹介したいと思います。

童具館ってご存知ですか?

恥ずかしながら、私は子どもを生むまでまったく知りませんでした。
子どもの頃に親しんだ記憶のある木のおもちゃはBRIOぐらい(それですら弟が遊んでいるのを見ているのがメインでした)。
積み木遊びも全然しなかったそうです。
今回はそんな私がハマってしまった童具の世界について少しだけ紹介します。

和久洋三さんと「童具」

童具館は、1972年に創業されたおもちゃブランドです(当時の名前は株式会社コペル)。
東京都大田区に本店を構え、和久洋三さんがデザインされたさまざまなおもちゃを販売しています。

和久さんは様々な書籍を執筆されていますので、それらは今後の記事で紹介していきたいと思います。

和久さんがデザインされたおもちゃは「童具」と呼ばれ、子どもの心身の成長に寄り添うシンプルなデザインが特徴的です。
○△□からなるさまざまな「童具」は、色鮮やかなプラスチックに囲まれて暮らす現代人には味気なく感じるかもしれません。
しかし実際に「童具」で遊んでみると、その魅力に取り憑かれてしまう不思議な力があります。

代表的な「童具」は積み木。
WAKU-BLOCKやツートンブロックなどが有名です。
0歳から100歳まで楽しめる、COSMIC BONDSの世界(後述)。
わが家にも0歳から楽しめる、たくさんの「童具」を用意しています。
これから少しずつ、大切に紹介していきたいと思います。

ちなみに、童具館では子ども向けに「わくわく創造アトリエ」、親向けに「童具子育て講座」を開催しています(有料)。
私は子どもを預けて長時間見てもらえる人が近所にいないので残念ながら参加できず、テキストだけ取り寄せてYouTubeで勉強していますが、時間とお金に余裕があればいつか参加してみたいものです。

参考:【童具館公式】和久洋三のYouTubeチャンネル

COSMIC BONDS

続いて、「童具」の何に魅せられたのかについて記しておきたいと思います。

つながる宇宙


○△□で作られた基尺の合う世界。

人間は「ぴったり」が大好きです。
服のサイズがぴったり、収納がシンデレラフィットなど、「ぴったり」には人を笑顔にする力があります。

それは子どもたちも同じ。
モンテッソーリ教育における「秩序」の敏感期にあたる乳幼児には、「おんなじ」「ぴったり」が大好きな遊びになるようです。
医学的に見るならば、脳内では「ぴったり」を発見すると幸せホルモンであるドーパミンが分泌されます。

積み木の世界で、それを可能にするのは「基尺」(きじゃく。その積木の基本となる寸法のこと)と呼ばれるものです。
この辺りのことは別の記事で詳しくまとめようと思っていますが、
基尺の合っている積み木を積むと、どこかで必ず「ぴったり」高さや長さが合ってくるのです。
もちろん基尺の異なる積み木でも、最小公倍数で合わせれば「ぴったり」にはなりますが、掛け算もよくわからない子どもには難しいですよね。
感覚的に、無理なく「ぴったり」が体験できるよう、初心者には基尺の合った組み合わせを用意してあげるのが良いと言われています。

童具館のすごいところは、この基尺の考え方が、他の童具にも使われているところです。
赤ちゃん童具も、大きくなってから積み木と一緒に遊べるように基尺が合っているのです。
子どもはそんなことしなくても、なんでも組み合わせて遊べるよ、という声が聞こえてきそうですが、組み合わせた時の「ぴったり」の感覚は、ただ雑多におもちゃを集めただけではなかなか得られない経験になるのではないでしょうか。
「つながる」おもちゃこそ、遊びを豊かにする最高のおもちゃだと思います。

幾何形態、色相環に沿った配色

童具館の「童具」は、○△□の抽象的な幾何形態をしています。
これは、万物がこれらの形態から作られているためだそうです。
だからこそ、図形の基礎を学べるとともに、様々なものに見立て、想像の世界を広げてくれます。
また「童具」は白木のものが多いのですが、色がついている場合には色相環に沿った配色になっています。
これが数学や美術の基礎になる力を育ててくれるのです。
机に向かってドリルを解くよりも、遊びのなかから自然な形で学びを得て欲しい。
それを実現してくれるおもちゃが「童具」です。

わが家の「童具」

備忘録を兼ねてただただリストアップしています。苦手な方はどうか飛ばしてください。

あかちゃん用

・ケルンボール

・さくらんぼ(白木)

・ふえ

・じゃん

・カラーボール

・ママボール

とんねる

ねじっこ

たんく


それ以外

・WAKU-BLOCK30・45

・わくわくトレイ

・ケルンモザイク

・ビッグわくわくミラー


その他廃盤品もちらほら。
こうやって並べるとたくさん集めたものだなぁと思います。
ポイントで買ったり、フリマで買ったり、入手経路は色々ですが、
実はそんなに身銭を切って買ってはいません。

童具館のものづくりは丁寧なぶん、お高いです。
全てを新品で揃えられるほど裕福ではないのですが、
ひとつ買うとどんどん欲しくなるのが悩みどころです。

いつか欲しいと思っている商品

たくさんあります。高価なものばかり。
童具沼、おそろしいです。
親は服などの奢侈品を我慢し続けるしかないようです。

・ツートンブロック

・かずの木

・くむくむ

・クムンダ

・こどろきorおどろ木

・インボックス(到着待ち)

・キューブダンシング


*º --- 。 º --- 。*

まるころ

instagramはこちら↓

https://www.instagram.com/coc_blocks


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?